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エミールのために:いま求められる教育理念
¥1,870
ISBN978-4-7634-2044-2 C0037 発行:2023年1月10日 四六判並製 272頁 ●内容紹介● 地球温暖化、核戦争、パンデミック─── 困難な時代のなかで、私たち教員は 日本の教育現場に何ができるのか? 教育行政への圧力、職務の多忙化など、近年疲弊する教育現場。 ファシズムに植民地支配など、教育が「死にゆく」原因となった日本の「負」の歴史を省みながら、『エミール』をはじめルソーの教育古典の精神に立ち返り、 危機の時代に教壇に立つ「私たちの教育理念」を考える。 教員生活40年、残したい言葉 ●目次● はじめに 第一章 私の教員時代 第二章 強まる「日の丸・君が代」の強制と植民地支配の実態 第三章 日本の近現代史における教育と社会 第四章 探訪! 教育理念の歴史 第五章 現代の危機 第六章 未来への展望 ヤスパースを手掛かりに ●著者紹介● 千葉 章(ちば・あきら) 1949年生まれ。1975年、東京藝術大学大学院壁画科修了。1975年~2010年、神奈川県立高等学校の美術教員として勤務。1986年~2014年、神奈川県高等学校教職員組合の分会総会や職場において、職場新聞「エミール」を配布する。2010年~2013年、神奈川県立高等学校の美術非常勤講師として勤務。2013年~2015年、フリースクールでボランティア。 2021年、みなとみらいギャラリーで油絵個展。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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高齢者住宅バブルは崩壊する:不良債権化する高齢者住宅
¥1,870
ISBN978-4-7634-2043-5 C0036 発行:2022年12月20日 四六判並製 192頁 ●内容紹介● 高齢者住宅の8割は欠陥・不正商品── 矛盾だらけの国の制度の中で増え続ける高齢者住宅は、このままではあと数年で立ち行かなくなる! 制度と現場を知り尽くした介護のプロが直言する、崩壊前夜の業界の実態と課題。 高齢者住宅大倒産時代を回避するために ●目次● Ⅰ 「後後期高齢社会」に要介護向け住宅が不可欠な理由 Ⅱ 「省庁の利権争い」と「素人事業者の激増」で崩壊した高齢者住宅 Ⅲ 高齢者住宅バブルの崩壊と「地域包括ケア」の未来 ●著者紹介● 濱田孝一(はまだ・こういち) 1967年生まれ。経営コンサルタント。1990年立命館大学経済学部卒業。旧第一勧業銀行入行。その後、介護職員、社会福祉法人マネジャーを経て、2002年にコンサルティング会社を設立。現在は「高住経ネット」の主幹として、高齢者住宅、介護ビジネス、介護人材育成などのコンサルティング・講演・執筆を行っている。社会福祉士、介護支援専門員、宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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選択的夫婦別姓は、なぜ実現しないのか?:日本のジェンダー平等と政治
¥1,870
ISBN978-4-7634-2042-8 C0036 発行:2022年12月20日 四六判並製 208頁 ●内容紹介● 選択的夫婦別姓を阻むものは何か この国のジェンダー平等は、なぜ進まないのか 世論調査ですでに国民の過半数が賛成している「選択的夫婦別姓制度」。生き方の選択肢を増やすこの制度の実現は、一体何に阻まれているのか── 現在の法制度の問題点をはじめ、各政党の最新動向、統一教会問題であらわとなりつつある自民党政権の「価値観」まで、ジェンダーの視点でいまの日本政治を総合的に検証。 日々の生活から政治のことまで、「選択的夫婦別姓制度」を横断的に考える ●目次● 第一部 選択的夫婦別姓は、なぜ実現しないのか 「企画趣旨」……糠塚康江 「当事者からの問題提起 ジェンダー平等を阻むバックラッシュ」……井田奈穂 「夫婦同姓強制と闘うために 理論編 個人の尊重と夫婦同等の権利」……二宮周平 夫婦同姓強制と闘うために 裁判外闘争 落選運動『ヤシノミ作戦』……青野慶久 第二部 参議院議員選挙結果から展望する日本政治の課題 「企画趣旨 二〇二二年参議院議員通常選挙公約・結果についてのまとめ」……糠塚康江 「参院選からみる日本政治とジェンダー平等政策の現状」……中北浩爾 「対談 中北浩爾 × 大山礼子」 第三部 地方議会の声を国会に届けよう 「女性差別撤廃条約実現アクションがめざしているもの」……浅倉むつ子 「地方議会の声を国会に──大阪府内全議会で意見書採択」……石田絹子・西村かつみ 補論 「仙台弁護士会講演会 二〇二二年一一月二六日 変わりゆく家族像──憲法学の視点から、選択的夫婦別姓と同性婚の実現をめざして」……辻村みよ子 付録 「家族の法制に関する世論調査」令和三年版の質問内容変更に関する野田・男女共同参画担当大臣答弁 ●著者紹介● 【編者】 ジェンダー法政策研究所(GELEPOC) ウェブサイト https://www.gelepoc.org/ 《ジェンダー法政策研究所共同代表》 辻村みよ子(つじむら・みよこ) 東北大学名誉教授・弁護士(東京弁護士会)。法学博士(一橋大学)。一橋大学助手・成城大学助教授・教授、東北大学教授(1999-2013)・同大学ディスティングイッシュト・プロフェッサー、21世紀COE/グローバルCOE拠点リーダー、明治大学法科大学院教授(2013-2020)を経て、現職。パリ第二大学比較法研究所招聘教授、日本学術会議会員・連携会員、国際憲法学会理事、同日本支部副代表、全国憲法研究会代表、ジェンダー法学会理事・理事長、日仏会館評議員、内閣府男女共同参画会議員などを歴任。近著に、辻村みよ子著作集『憲法とジェンダー法学』(第4差)、『家族と憲法』(第5巻)(信山社、2022年)、『憲法(第7版)』(日本評論社、2021年)など。 糠塚康江(ぬかつか・やすえ) 東北大学名誉教授。法学博士(一橋大学)。一橋大学法学部助手、関東学院大学法学部専任講師、助教授、教授、東北大学大学院法学研究科教授を経て、2020年4月より同名誉教授。日本学術会議会員・連携会員、憲法理論研究会運営委員長、日本公法学会理事などを歴任。近著に、『議会制民主主義の活かし方──未来を選ぶために』(岩波書店、2020年)、共編著『女性の参画が政治を変える──候補者均等法の活かし方』(信山社、2020年)など。 大山礼子(おおやま・れいこ) 駒澤大学法学部教授・図書館長。博士(法学)(一橋大学)。国立国会図書館勤務、聖学院大学助教授、同教授を経て、2003年より駒澤大学法学部教授。衆議院選挙区確定審議会委員、地方制度調査会副会長などを務める。近著に、『政治を再建する、いくつかの方法──政治制度から考える』(日本経済新聞出版社、2018年)、共著『議会審議の国際比較──【議会と時間】の諸相』(北海道大学出版会、2020年)など。 【執筆者】 青野慶久(あおの・よしひさ) サイボウズ株式会社代表取締役社長。大阪大学工学部情報システム工学科卒業後、松下電工(現パナソニック)を経て、1997年8月愛媛県松山市でサイボウズを設立。2005年4月代表取締役社長に就任(現任)。総務省等における働き方変革プロジェクト外部アドバイザー、一般社団法人コンピュータソフトウェア協会副会長を歴任。選択的夫婦別姓の実現を目指して、2018年1月、国を提訴(ニュー夫婦別姓訴訟・原告)。著書に、『チームのことだけ、考えた。』(ダイヤモンド社、2015年)、『「選択的」夫婦別姓──IT経営者が裁判を起こし、考えたこと』(ポプラ社、2021年)など。 浅倉むつ子(あさくら・むつこ) 早稲田大学名誉教授、ジェンダー法政策研究所理事。法学博士(早稲田大学)。専門は労働法。東京都立大学法学部教授、早稲田大学法務研究科教授、日本学術会議会員、日本労働法学会代表理事、ジェンダー法学会理事長などを歴任。現在、女性差別撤廃条約実現アクション共同代表、国際女性の地位協会共同代表。著書に、『労働法とジェンダー』(勁草書房、2004年)、『雇用差別禁止法制の展望』(有斐閣、2016年)、『新しい労働世界とジェンダー平等』(かもがわ出版、2022年)など。 石田絹子(いしだ・きぬこ)/西村かつみ(にしむら・かつみ) ワーキング・ウィメンズ・ネットワーク(WWN)共同代表。1995年住友男女賃金差別裁原告。裁判が勝利和解した後も働く女性の地位向上を求め、NGOの活動を続ける。働く女性の実態を国連やILOに訴え、国との省庁交渉などで法律の改正にも取り組んでいる。住友メーカー裁判は、宮地光子監修 ワーキング・ウィメンズ・ネットワーク編『男女賃金差別裁判「公序良俗」に負けなかった女たち』(明石書店、2005年)に詳しい。 井田奈穂(いだ・なほ) 選択的夫婦別姓・全国陳情アクション事務局長。早稲田大学卒業後、記者、ライターとして活動。現在、都内のIT企業勤務。2児の母。人生で2度の改姓を経験し、夫婦が同じ名字を名乗ることを強制する民法は男女平等ではなく、女性蔑視の概念を助長する制度だとして、2018年に「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」を発起。 中北浩爾(なかきた・こうじ) 一橋大学大学院社会学研究科教授。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程中途退学。博士(法学)(東京大学)。大阪市立大学法学部助教授、立教大学法学部教授などを経て、2011年より現職。専門は日本政治外交史、現代日本政治論。著書に、『現代日本の政党デモクラシー』(岩波新書、2012年)、『自民党政治の変容』(NHKブックス、2014年)、『自民党──「一強」の実像』(中公新書、2017年)、『自公政権とは何か』(ちくま新書、2019年)、『日本共産党』(中公新書、2022年)など。 二宮周平(にのみや・しゅうへい) 立命館大学名誉教授、ジェンダー法政策研究所理事。大阪大学大学院法学研究科博士課程修了。法学博士(大阪大学)。専門は家族法。立命館大学助教授、教授を経て2017年より同大学名誉教授。日本学術会議連携会員。ジェンダー法学会理事長、立命館大学法学部長、図書館長などを歴任。著書に、『家族と法──個人化と多様化の中で』(岩波書店、2007年)、『家族法(第5版)』(新世社、2019年)、共著『家族の変容と法制度の再構築──ジェンダー/セクシュアリティ/子どもの視点から』(法律文化社、2022年)など。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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力学と憲法9条:自然科学から考える、私たちの平和憲法
¥1,100
ISBN978-4-7634-2041-1 C0036 発行:2022年12月20日 A5判ブックレット 108頁 ●内容紹介● 科学の原理と人間社会の原理は、実は共通している── 力学を知ると、憲法9条の大切さがわかる! 推薦:中村桂子 「力学を学ぶと憲法の大切さがわかる」という一見突飛な発想は、専門と日常を結びつけると本質が見えてくるという、今忘れられていることを示す大事な視点です。これで誰もが一緒に考えられるようになりますから。 ●目次● Ⅰ 力学と憲法9条 Ⅱ 原発と憲法9条 Ⅲ 祈りとしての憲法9条 Ⅳ 光を求めて Ⅴ 憲法9条を若い人へ届けたい Ⅵ 丸腰こそ力 ●著者紹介● 髙橋 寛(たかはし・ひろし) 1937 年生まれ。山形大学工学部機械工学科卒業後、日本原子力事業㈱技術部入社。1964 年 東北大学大学院工学研究科修士課程精密工学専攻。東北大学工学部精密工学科助手、1970 年山形大学工学部精密工学科講師、助教授を経て、1979 年教授。1994 年International Journal of Plasticity 編集委員。2003 年定年退官、山形大学名誉教授。2003 年慶北大学(韓 国)客員教授、2013 年「さようなら原発米沢」代表。 著書に『材料力学のおもしろさ』『力学のおもしろさ』(アイピーシー)、『多結晶塑性論』 (コロナ社)、『韓国の智慧』(新風舎)。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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「人間革命」の黄昏:創価学会に踊った男の人生
¥1,870
ISBN978-4-7634-2040-4 C0036 発行:2022年12月5日 四六判並製 232頁 ●内容紹介● 巨大宗教組織、創価学会を描いた超リアル小説 創立90年を迎えた、創価学会。「折伏大行進」、逃れられない「献金システム」、政権与党公明党への選挙活動、二世三世問題……その実態を内部から描く。 集団就職で東京に出てきた若者が、創価学会と出会って入信。活動にのめり込み、やがて燃え尽き、創価学会から離れるに至った人生とは何だったのか──。 「洗脳」は人間をいかに変えるのか? ●著者紹介● 段 勲(だん・いさお) 1947年生まれ。フリージャーナリスト。 著書に『創価学会インタナショナルの実像』(リム出版新社)、『未解決凶悪事件ファイル』(小学館)、『定ときみ江──差別の病を生きる』(九天社)など多数。 日本ペンクラブ会員。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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絶望の自衛隊:人間破壊の現場から
¥1,870
ISBN978-4-7634-2039-8 C0036 発行:2022年12月5日 四判並製 224頁 ●内容紹介● 隠蔽と捏造の陰で横行する暴力、性犯罪、いじめ。そして自殺…… 理不尽に満ちた巨大組織・自衛隊から、苦しむ者たちの声が聞こえるか? 災害救助を通じて国民の期待と親近感が高まる一方で、悪しき“伝統”と不条理がはびこる旧態依然の25万人組織、自衛隊──。 ついに立ち上がった隊員たち、その渾身の告発を私たちはどう受け止めるべきか? 自衛隊の腐敗を追って20年、第一人者がとらえ続けた現場の闇に迫る ●目次● 1章 ダンスを愛した新隊員の死 2章 自殺寸前に追い詰められた現職海曹の告発 3章 陸上自衛隊高等工科学校残酷物語 4章 虐待横行の防衛大学校を告発する 5章 証拠なしで自白迫る陸自警務隊の無法捜査 6章 就活失敗で入隊して知った“人間破壊工場”の実態 7章 空自情報保全隊の幹部はなぜ自死したのか 8章 “靴磨きイジメ”と陸曹教育隊の闇 9章 代休を取らせない海上自衛隊の「ブラック企業」体質 10章 海自輸送艦「おおすみ」衝突事故の真相を追う ●著者紹介● 三宅勝久(みやけ・かつひさ) ジャーナリスト、ブログ「スギナミジャーナル」主宰。1965年岡山県生まれ。フリーカメラマンとして中南米、アフリカの紛争地を取材。『山陽新聞』記者を経て現職。「債権回収屋G 野放しの闇金融」で第12回『週刊金曜日』ルポルタージュ大賞優秀賞受賞。2003年、『週刊金曜日』連載の消費者金融武富士の批判記事をめぐり同社から損害賠償請求訴訟を起こされるが、最高裁で勝訴確定。 主な著書に『サラ金・ヤミ金大爆発』『悩める自衛官』『自衛隊員が死んでいく』『自衛隊員が泣いている』(いずれも花伝社)、『債鬼は眠らず』『司法が凶器に変わるとき』『大東建託の内幕』『「大東建託商法」の研究』(いずれも同時代社)、『武富士追及』(リム出版新社)、『自衛隊という密室』(高文研)、『日本を滅ぼす電力腐敗』(新人物文庫)、『小池百合子と黒塗り文書』(若葉文庫)、『日本の奨学金はこれでいいのか』(共著、あけび書房)など。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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女奴隷たちの反乱:知られざる抵抗の物語
¥1,980
ISBN978-4-7634-2038-1 C0098 発行:2022年11月25日 A5判変形並製 216頁 ●内容紹介● 歴史から抹消された、黒人女性たちの闘いがあった。 数々の記録が残る、黒人奴隷による反乱。その首謀者は、本当にすべて男性だったのか? 植民地時代のニューヨークや奴隷船を舞台に、女戦士たちの連帯の軌跡を辿る──BLM運動の時代に脚光を浴びる、隠されたシスターフッドの物語。 黒人歴史学者が“史実”に挑む、異例のグラフィックノベル! ●著者紹介● [作]レベッカ・ホール(Rebecca Hall) 学者、活動家、教育者。父方の祖父母は奴隷として生まれた。人種、ジェンダー、法、抵抗の歴史について執筆/出版するかたわら、公平な温暖化対策やインターセクショナル・フェミニズムの理論に関する論文も発表。 本書(原題『WAKE: The Hidden History of Women-Led Slave Revolts』)は数々の賞を受賞。全米国人地位向上協会(N.A.A.C.P)イメージ賞およびPen Americaオープンブック賞の最終候補に選出されたほか、NPR、ワシントンポスト、フォーブス、Ms.マガジンの2021年のベストブックに選出。2022-23年度ラドクリフ研究所特別研究員。 [絵]ヒューゴ・マルティネス(Hugo Martínez) ニューオリンズを拠点に活動。闘争、アイデンティティ、回復力に焦点をあてた作品を描く。 [訳]中條千晴(ちゅうじょう・ちはる) 博士号。フランス国立東洋言語文化学院(INALCO)特任講師。専門はポピュラー音楽とジェンダー、社会運動。翻訳に『博論日記』(2020 年、花伝社)。代表的論文に「ジェンダーの視点からポピュラー音楽を読み解く」(2021年、北樹出版『ガールズ・メディア・スタディーズ』)、「二一世紀のラブソング―現代日本のポップソングについての一考察―」(2021年、青土社『現代思想』2021年9月号)など。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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情報支配社会:デジタル化の罠と民主主義の危機
¥1,980
ISBN978-4-7634-2037-4 C0036 発行:2022年11月20日 四六判並製 152頁 ●内容紹介● デジタル化は本当に私たちを幸福にするのか? AIとアルゴリズムが消費から投票まで干渉し、あらゆる「無駄(コスト)の削減」を図る現代「デジタル」社会。しかしなぜ、「最適化」された空間でフェイクニュース・陰謀論が跋扈し、和解なき議論が延々と続いているのか? ますます「対話」が困難になり、人々が分断されていく「他者性の喪失」の原因を、デジタル化による「権力支配構造」に見出し、その民主主義への影響を特異な感性で分析する。 『疲労社会』『透明社会』など全世界でベストセラーを出し続けるドイツ在住哲学者ビョンチョル・ハンによる、コロナ以後最新の「時代診察」! 他者の声を聴くこと=「政治」の再建のための哲学的介入 ●目次● 情報体制 情報支配制 コミュニケーション行為の終焉 デジタル合理性 真理の危機 訳者解説 ●著者紹介● 著者略歴 ビョンチョル・ハン(Byung-Chul Han) 1959年韓国生まれ。ドイツ在住。1994年にハイデガー研究で博士号を、2000年にバーゼル大学に提出した論文で大学教授資格を取得。バーゼル大学私講師、カールスルーエ造形大学教授を経て、2012年から2017年までベルリン芸術大学教授。著書にMüdigkeitsgesellschaft(Matthes & Seitz, 2010)、Topologie der Gewalt(Matthes & Seitz, 2011)、Transparenzgesellschaft(Matthes & Seitz, 2012)、Psychopolitik: Neoliberalismus und die neuen Machttechniken(S. Fischer Verlag, 2014)、Palliativgesellschaft. Schmerz heute(Matthes & Seitz, 2020)、Undinge. Umbrüche der Lebenswelt(Ullstein, 2021)ほか。日本語訳があるものに、『疲労社会』(横山 陸訳、花伝社、2021年)、『透明社会』(守 博紀訳、花伝社、2021年)。 訳者略歴 守 博紀(もり・ひろのり) 2019 年、一橋大学大学院言語社会研究科博士後期課程修了。博士(学術)。高崎経済大学・一橋大学・東邦大学非常勤講師。共著に『アドルノ美学解読――崇高概念から現代音楽・アートまで』(藤野寛・西村誠編、花伝社、2019 年、第四章担当)、単著に『その場に居合わせる思考――言語と道徳をめぐるアドルノ』(法政大学出版局、2020 年)。訳書にマーヤ・ゲーペル『希望の未来への招待状――持続可能で公正な経済へ』(大月書店、2021 年、共訳: 三崎和志・大倉茂・府川純一郎)、『透明社会』(花伝社、2021 年、単訳)。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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統一協会マインド・コントロールのすべて:10冊まとめ買いセット
¥14,960
★10冊まとめ買いセット★ 2割引で特別販売 ※10冊単位での販売となります。 ISBN978-4-7634-2036-7 C0036 発行:2022年11月20日 四六判並製 280頁 ●内容紹介● 人はどのようにして文鮮明の奴隷になるのか? 元「信者」からの聞き取り調査と内部資料をもとに克明に再現された、統一協会の「伝道・教化課程」。 未曽有の被害を生み出した統一協会問題の核心、人格を変えてしまう強力な技術と手法を明かす。 統一協会の伝道手法そのものに違法性を見出した独自の法理論、その原点となった基本文献、待望の復刻! ●目次● 序章 統一協会がマインド・コントロールのために使っている技術 Ⅰ章 ビデオ・センターの実態 Ⅱ章 ツーデイズ修練会の特徴 Ⅲ章 ライフ・トレーニングの特徴 Ⅳ章 フォーデイズの特徴 Ⅴ章 新生トレーニングの特徴 Ⅵ章 実践トレーニングの特徴 Ⅶ章 伝道機動隊および珍味マイクロ活動 Ⅷ章 文鮮明の奴隷からの救出 終章 統一協会の危機 ●著者紹介● 郷路征記(ごうろ・まさき) 1943年北海道生まれ。1965年東北大学経済学部卒業。1971年札幌弁護士会に登録、北海道合同法律事務所に所属。1998年郷路法律事務所を開業。 札幌弁護士会副会長、同会子どもの権利委員会委員長などを歴任。1980年代から旧統一協会問題に携わり、全国霊感商法対策弁護士連絡会代表世話人を務める。 著書に『統一協会の何が問題か──人を隷属させる伝道手法の実態』(花伝社)など。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。
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統一協会マインド・コントロールのすべて
¥1,870
ISBN978-4-7634-2036-7 C0036 発行:2022年11月20日 四六判並製 280頁 ●内容紹介● 人はどのようにして文鮮明の奴隷になるのか? 元「信者」からの聞き取り調査と内部資料をもとに克明に再現された、統一協会の「伝道・教化課程」。 未曽有の被害を生み出した統一協会問題の核心、人格を変えてしまう強力な技術と手法を明かす。 統一協会の伝道手法そのものに違法性を見出した独自の法理論、その原点となった基本文献、待望の復刻! ●目次● 序章 統一協会がマインド・コントロールのために使っている技術 Ⅰ章 ビデオ・センターの実態 Ⅱ章 ツーデイズ修練会の特徴 Ⅲ章 ライフ・トレーニングの特徴 Ⅳ章 フォーデイズの特徴 Ⅴ章 新生トレーニングの特徴 Ⅵ章 実践トレーニングの特徴 Ⅶ章 伝道機動隊および珍味マイクロ活動 Ⅷ章 文鮮明の奴隷からの救出 終章 統一協会の危機 ●著者紹介● 郷路征記(ごうろ・まさき) 1943年北海道生まれ。1965年東北大学経済学部卒業。1971年札幌弁護士会に登録、北海道合同法律事務所に所属。1998年郷路法律事務所を開業。 札幌弁護士会副会長、同会子どもの権利委員会委員長などを歴任。1980年代から旧統一協会問題に携わり、全国霊感商法対策弁護士連絡会代表世話人を務める。 著書に『統一協会の何が問題か──人を隷属させる伝道手法の実態』(花伝社)など。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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終わらない水俣病:すべての被害者の救済を目指して
¥880
ISBN978-4-7634-2035-0 C0036 発行:2022年11月20日 A5判ブックレット 88頁 ●内容紹介● 水俣病の真の解決は不知火海沿岸全体の健康調査からしか始まらない── いよいよ正念場をむかえる「ノーモア・ミナマタ」裁判のための長きにわたる患者・支援者の闘い ●目次● すべての被害者の救済を目指して 1章 原因究明期における問題点 2章 悉皆調査に至るまで 3章 桂島 分校のある島で 4章 水俣病被害者救済特別措置法(水俣病特措法)が認めた水俣病 5章 沿岸各地の悉皆調査が示したもの 被害者の訴え 水俣病関連年表 ●著者紹介● 北岡 秀郎 水俣病不知火患者会 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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けっきょく、新型コロナとは何だったのか:病原体、検査、そしてワクチンの根本的問題
¥1,650
ISBN978-4-7634-2034-3 C0047 発行:2022年11月5日 四六判並製 232頁 ●内容紹介● すべてのコロナ対策は、多重仮説に築かれた砂上の楼閣にすぎない── 利権を生み出し後戻りできなくなったコロナ対策、その欺瞞を問う! いまだ証明されていない「SARS-CoV-2」、偽陽性多発のまますべての基準となったPCR検査、そして仮説に仮説を重ねた上に作り出されたコロナワクチン……。 私たちはいつまで、何ら根拠のない“対策”に振り回され続けるのか? コロナ騒動の当初から独自の視点で警鐘を鳴らし続けてきた感染症・免疫学者が問う、「本当のコロナの見方・付き合い方」 ●目次● 第1章 病原体とは何か 第2章 新興感染症と病原体の特定 第3章 病原体の科学的証明 第4章 人から人へ伝染するのか 第5章 PCRは病原体検査に使ってはならない 第6章 ウイルスからPCRへのすり替え 第7章 抗原検査はPCR検査と同じ 第8章 遺伝子ワクチンとは何か 第9章 新型コロナウイルスの意味 第10章 新型コロナウイルス感染症の正体 ●著者紹介● 大橋 眞(おおはし・まこと) 医学博士、京都大学薬学部卒業。東京大学医科学研究所、宮崎医科大学(現宮崎大学)、米国ウイスター解剖生物研究所を経て、徳島大学教授。現在は徳島大学名誉教授、モンゴル国立医科大学客員教授。専門は感染症・免疫学。マラリア・住血吸虫症などの感染症をモデルとした免疫病理学や診断法開発、自己免疫疾患に対するワクチン研究を専門としながら、伝統療法を波動医学によって理論化する取り組みを行なっている。 著書に『PCRは、RNAウイルスの検査に使ってはならない』『PCRとコロナと刷り込み』『北の学校から PCナイ検査が始まった(絵本)』『コロナワクチンのひみつ(絵本)』『新型コロナの真実(絵本)』(以上、ヒカルランド)、『新型コロナとPCR検査の真相』『新型コロナワクチンの闇』(以上、知玄舎)、監修・解説に、スチャリット・バクディ、カリーナ・ライス著『コロナパンデミックは、本当か?』(日曜社)、同『計画された! コロナパンデミック』(成甲書房)。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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小さなベティと飛べないハクチョウ:ひとりぼっちのヤングケアラー
¥1,980
ISBN978-4-7634-2032-9 C0098 発行:2022年11月5日 A5判変形並製 144頁 ●内容紹介● 貧困、虐待、ネグレクト── 「家族」という運命から、少女は脱出できるのか? 美しい色彩で孤独な「幼き介護者=ヤングケアラー」の現実を描く、 オランダの名作グラフィックノベル。 ママの気持ちがよくわかる ──私だってきっと出て行ったわ ●著者紹介● [作]ディド・ドラフマン(Dido Drachman) 1992年生まれ。イラストレーター、グラフィックノベル作家。アムステルダム在住。2019年、ベルギーの美術大学院Luca-school of artsにおいて、グラフィック・ストーリーテリングの修士号を取得。2020年、本書『Zwanendrifters』でデビュー。 [訳]川野夏実(かわの・なつみ) 東京外国語大学外国語学部と京都大学大学院人間・環境学研究科在学中の二度にわたりライデン大学オランダ学科に留学。以後オランダに暮らす。訳書に、『ゴッホ――最後の3年』(2018年、花伝社)。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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統一協会の何が問題か 10冊まとめ買いセット
¥7,040
★10冊まとめ買いセット★ 2割引で特別販売 ※10冊単位での販売となります。 ISBN978-4-7634-2033-6 C0036 発行:2022年11月1日 A5判ブックレット 100頁 ●内容紹介● 信者はなぜ家庭を崩壊させるような多額の献金をするのか? その伝道・教化手法の違法性はどこにあるのか? 統一協会と対峙した35年 見えてきた被害者救済の道筋と、被害防止の方向性── ●目次● 第1章 統一協会その違法な伝道・教化の手法 第2章 宗教カルトの何が違法なのか──統一協会の伝道・教化をめぐって 第3章 統一協会の、人を奴隷にする技術の解明に取り組んで33年 【付録】インタビュー “洗脳”手法を徹底研究、旧統一協会「伝道の違法性」を追及した第一人者の終わらない闘い ●著者紹介● 郷路征記(ごうろ・まさき) 1943年北海道生まれ。1965年東北大学経済学部卒業。1971年札幌弁護士会に登録、北海道合同法律事務所に所属。1998年郷路法律事務所を開業。 札幌弁護士会副会長、同会子どもの権利委員会委員長などを歴任。1980年代から旧統一協会問題に携わり、全国霊感商法対策弁護士連絡会代表世話人を務める。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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統一協会の何が問題か:人を隷属させる伝道手法の実態
¥880
ISBN978-4-7634-2033-6 C0036 発行:2022年11月1日 A5判ブックレット 100頁 ●内容紹介● 信者はなぜ家庭を崩壊させるような多額の献金をするのか? その伝道・教化手法の違法性はどこにあるのか? 統一協会と対峙した35年 見えてきた被害者救済の道筋と、被害防止の方向性── ●目次● 第1章 統一協会その違法な伝道・教化の手法 第2章 宗教カルトの何が違法なのか──統一協会の伝道・教化をめぐって 第3章 統一協会の、人を奴隷にする技術の解明に取り組んで33年 【付録】インタビュー “洗脳”手法を徹底研究、旧統一協会「伝道の違法性」を追及した第一人者の終わらない闘い ●著者紹介● 郷路征記(ごうろ・まさき) 1943年北海道生まれ。1965年東北大学経済学部卒業。1971年札幌弁護士会に登録、北海道合同法律事務所に所属。1998年郷路法律事務所を開業。 札幌弁護士会副会長、同会子どもの権利委員会委員長などを歴任。1980年代から旧統一協会問題に携わり、全国霊感商法対策弁護士連絡会代表世話人を務める。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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ウクライナ・ノート:対立の起源
¥2,200
ISBN978-4-7634-2029-9 C0022 発行:2022年10月30日 A5判並製 オールカラー 176頁 ●内容紹介● ウクライナとロシアの対立の原点は? 大飢饉「ホロドモール」を生き抜いた人々の証言 グラフィック・ノベルで描くウクライナ近現代史 イタリアを代表する漫画家が、現地での聞き取りをもとに、 ウクライナの苛烈な歴史を背負う人びとの生き様を描く。 私はウクライナ人の物語に耳を傾け、本に描くことに決めた。 それはたんに、私にとっても、胸にしまっておくことが難しかったからだ。 ここに描かれているのは、道ばたで偶然に知り合った人びとの物語。 鉄のカーテンにきつく抱かれた状態で生まれ、生きる運命にあった 人びとの身に起きた現実の物語だ。(本文より) ●著者紹介● [作]イゴルト(Igort) 1958年、イタリア・サルデーニャ生まれ。イタリアを代表する漫画家のひとり。日本での活動歴もあり、90年代には雑誌「モーニング」で連載を持っていた(単行本『Yuri』やまねみどり訳、講談社、1996年)。2015年、東京のイタリア文化会館にて、谷口ジローとの二人展「歩くひとたち」を開催。代表作『5は完璧な数字(Cinque è il numero perfetto)』の執筆に取り組んでいた90年代には東京に暮らしていた。2015年に第1巻が刊行された『日本ノート(Quaderni giapponesi)』という作品でも、複数の漫画賞を受賞している。2010-11年、ウクライナ、ロシアに2年間滞在した経験をもとに、『ウクライナノート』、『ロシアノート』を刊行。現在、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、『ウクライナノート2──侵略の日誌』を制作中。 [訳]栗原俊秀(くりはら・としひで) 翻訳家。1983年生まれ。訳書にゼロカルカーレ『コバニ・コーリング』(花伝社)、アントニオ・スクラーティ『小説ムッソリーニ 世紀の落とし子』(河出書房新社)、ジョン・ファンテ『ロサンゼルスへの道』(未知谷)など。カルミネ・アバーテ『偉大なる時のモザイク』(未知谷)の翻訳で、須賀敦子翻訳賞、イタリア文化財文化活動省翻訳賞を受賞。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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インドネシア独立への悲願:アミナ・M・ウスマン108歳の証言
¥2,200
ISBN978-4-7634-2031-2 C0023 発行:2022年10月25日 四六判上製 320頁(口絵8+本文312) ●内容紹介● インドネシア独立の志士マジッド・ウスマンを妻として支えた日本女性が語る、日本軍スマトラ占領計画秘史 スカルノとの捕虜交換、「義勇軍」誕生の真相、そして東条英機の仕組んだウスマン一家の日本幽閉……世紀を越えた沈黙を破り当事者が明かす、驚愕の歴史事実 ここに歴史を書き換える、数々の証言。 日本軍スマトラ侵略の「本当の狙い」とは? ●目次● Ⅰ部 日本での出会い 第1章 両親と私 第2章 独立国家への思い Ⅱ部 蘭領東インドへ 第3章 結婚 第4章 民衆のカリスマ 第5章 オランダの捕虜になる 第6章 「融和」と「独立支援」と「捕虜交換」 第7章 パダンへの帰還 第8章 日本軍との軋轢 Ⅲ部 再び日本へ 第9章 日本軍のスマトラ島植民地化計画 第10章 インドネシア共和国の誕生 第11章 新時代の幕開け ●著者紹介● アミナ・マジッド・ウスマン長田周子(Aminah Madjid Usmanおさだひろこ) 1914年山梨県中巨摩郡二川村(現甲府市)生まれ。1935年日本女子大学社会事業科卒業。ソーシャルワーカーとして活動する中でインドネシア独立運動家のマジッド・ウスマンに出会い、祖国独立への思いに共感、同志として1936年蘭領東インドに渡る。同年結婚。以降、マジッド・ウスマンの活動を支え、二人三脚でインドネシア独立運動に従事する。1943年時の日本国東條内閣に招請され2か月間の予定で来日。その後、「反日」として一家はインドネシアへの帰国が許されず日本に留め置かれ、日本敗戦後の連合軍統治下にあっても同様の事態が続く。1950年インドネシア共和国樹立後に帰国許可が出され、同国に帰国。1955年夫の急逝により日本に戻り、以後、日本とインドネシアの両国を拠点としている。在日インドネシア婦人会会長等を歴任、日イ両国の友好親善に尽くす。現在は東京都内在住。 サルミヤ・マジッド・ウスマン(Salmyah Madjid Usman) 1939年蘭領東インドパダン市生まれ。1943年両親と共に来日。山梨大学教育学部付属小学校入学以来一貫して日本で教育を受ける。1964年日本国医師免許取得。1969年東京大学大学院医学系研究科第四臨床医学専攻博士課程単位修得。1970~79年米、英、インドネシアで産婦人科診療に従事。1979~2017年日本とインドネシア両国で産婦人科診療に従事。2017年母の『アミナ・マジッド・ウスマン回想録』を編集、ジャカルタ市OBOR社から出版。2018年母の介護のために日本に移住、今日に至る。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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安藤昌益再発見:現代によみがえる「いのちの思想家」
¥2,750
ISBN978-4-7634-2030-5 C0010 発行:2022年10月10日 四六判上製 288頁 ●内容紹介● 多様性とエコロジーの時代を先取りした江戸期の巨人、その思想のエッセンス 伝統的・土着的でありながら、時空を越えたスケールと普遍性を持ち、21世紀においても時代の先行者たりうる思想家、安藤昌益。 深まる昌益研究の最新動向を踏まえ、自然哲学、平等論、歴史観、平和思想など多彩な切り口から昌益思想の核心に迫る。 戦争と災害の時代を乗り越える叡智がここにある── ●目次● はじめに 安藤昌益の魔力 第1章 甦る安藤昌益 第2章 安藤昌益の自然哲学 第3章 安藤昌益の平等論 第4章 安藤昌益の平和思想 第5章 安藤昌益の歴史観 ●著者紹介● 石渡博明(いしわた・ひろあき) 1947(昭和22)年、横須賀市生まれ。東京教育大学中退。経済協力団体勤務のかたわら安藤昌益研究に携わる。「安藤昌益の会」事務局長として会報『直耕』や『安藤昌益切り抜き帳』を不定期ながら発行。主な著書に『安藤昌益の世界』(草思社)、『昌益研究かけある記』(社会評論社)、『いのちの思想家 安藤昌益』(自然食通信社)などがあり、共編著に『安藤昌益全集』(農文協)がある。現在、発展途上国からの視覚障害留学生を支援する団体役員。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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ドライサーを読み返せ:甦るアメリカ文学の巨人
¥3,080
ISBN978-4-7634-2028-2 C3098 発行:2022年9月25日 四六判並製 320頁 ●内容紹介● なぜ今、ドライサーなのか。 アメリカ都市小説の開拓者が、現代に問いかけるもの── 傑作『アメリカの悲劇』『シスター・キャリー』で、隆盛を迎えるアメリカ資本主義を克明に描きあげたセオドア・ドライサー。急成長する大都市をいかに眼差し、その系譜はどのように受け継がれたのか。 その文章表現、哲学淵源、後進作家たちへの影響を、 ドライサー研究の第一人者がまったく新しい視点から読み解く ●目次● 第Ⅰ部 『シスター・キャリー』論の再構築へ 第一篇 『シスター・キャリー』にあらわれる群衆 第二篇 『シスター・キャリー』と語りの文体 第三篇 『シスター・キャリー』本文批評 第Ⅱ部 ドライサーとアメリカ社会 第四篇 謎と驚異と恐怖にみちた大都会 第五篇 「アメリカの悲劇」はリンチから 第Ⅲ部 ドライサーの系譜 第六篇 ポー、ドストエフスキー、ドライサー 第七篇 ドライサーとブレヒト 第八篇 ドライサーと大戦後文学 ●著者紹介● 村山淳彦(むらやま・きよひこ) 東京都立大学名誉教授。1944年、北海道生まれ。北海道大学文学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。國學院大學、一橋大学、東京都立大学、東洋大学で専任講師、助教授、教授を歴任。フルブライト・プログラム、米国学術団体評議会(ACLS)からフェローシップを得てペンシルヴェニア大学、コロンビア大学で客員研究員。日米友好基金アメリカ研究図書賞受賞(1988年)。 おもな著訳書に『セオドア・ドライサー論――アメリカと悲劇』(南雲堂、1987年)、『エドガー・アラン・ポーの復讐』(未來社、2004年)、ドライサー『シスター・キャリー』(岩波書店、1997年)、キース・ニューリン編『セオドア・ドライサー事典』(雄松堂出版、2007年)、I・A・リチャーズ『レトリックの哲学』(未來社、2021年)など。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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〈政治〉のこれからとアーレント:分断を克服する「話し合い」の可能性
¥2,750
ISBN978-4-7634-2026-8 C3011 発行:2022年9月25日 四六判上製 320頁 ●内容紹介● いま、〈政治〉に何ができるのか? 収束なきコロナ禍、恒常的な雇用の不安定化、深まる社会的孤独と孤立感、そして「役に立たない人」を排除する全体主義の影……この「危機の時代」において、求められる〈政治〉とは何か。異なる他者との共生とそれを可能にする「自由な政治空間」の実現のため、60年代学生運動の反省的考察を通じて、今こそハンナ・アーレントの到達点〈活動と話し合い〉の効力を問う。 複数性の時代を迎えるための、渾身のアーレント論 ●目次● はじめに 第一章 歴史の「今」と自由の「遺言」 第二章 「私的所有」が保障する思考 第三章 「胃袋の反乱」としての「革命」から「連帯」による「活動」へ 第四章 マルクス思想の出発点としての「私的所有」 第五章「政治的自由」と統治 第六章 二一世紀の「政治」の可能性と「自分らしくいられる」文化の形成 あとがき ●著者紹介● 佐藤 和夫(さとう・かずお) 1948年生まれ、千葉大学名誉教授(哲学)。 著書に『〈政治〉の危機とアーレント』『仕事のくだらなさとの戦い』、『ラディカルに哲学する』シリーズ(大月書店)、訳著にハンナ・アーレント『精神の生活』『政治とは何か』(岩波書店)、『カール・マルクスと西欧政治思想の伝統』、J・ギリガン『男が暴力をふるうのはなぜか』(大月書店)ほか。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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フォルケホイスコーレのすすめ:デンマークの「大人の学校」に学ぶ
¥1,980
ISBN978-4-7634-2025-1 C0037 発行:2022年9月25日 A5判並製 192頁 ●内容紹介● 今、あらためて注目を浴びるデンマークの“学び直しの場” 「幸福の国」デンマークを根源から支えるフォルケホイスコーレ。その歴史からデンマークにおける位置づけ、日本への導入を目指した実践的取り組みなどを、多彩な執筆陣が紹介。 ◎試験も成績もナシ ◎いつでも誰でも入学可能 ◎学生と教員、年齢と国籍を越えた全寮制の共同生活 大学進学/就職前、キャリアの転機、リタイア後… ふと人生で寄り道したくなった時、そこにフォルケホイスコーレがある! 徹底した対話重視の生活が育む、「現代社会を生き抜く力」 ●目次● 第1章 なんでフォルケホイスコーレに行こうと思ったの? 第2章 フォルケホイスコーレとデンマーク社会 第3章 デンマークから考える「日本」 第4章 共に暮らし共に学ぶ、実践の現場から 第5章 日本流のフォルケホイスコーレを! ●著者紹介● 矢野拓洋(やの・たくみ) 1988年生まれ。東京都立大学大学院都市政策科学域博士後期課程/一般社団法人IFAS共同代表/ジャパン・ホイスコーレDay準備委員会委員長/デモクラシーフェスティバルジャパン開催委員会共同代表。 2013年、バース大学大学院建築・土木工学部建築工学:環境デザイン専攻修士課程修了。2014年から2017年までデンマークの建築設計事務所、研究機関に勤務しながらデンマーク社会についての理解を深める。著書に『タクティカル・アーバニズム』(2021)、『北欧の教育最前線』(2021)。 松浦早希(まつうら・さき) 1991年生まれ。中学校教員/兵庫教育大学大学院学校教育研究科修士課程修了(学校教育学)。 神戸女子大学在籍中、デンマーク体操部の活動の一つであるオレロップ・ホイスコーレ(Gymnastikhøjskolen i Ollerup)での短期研修をきっかけに、デンマークの体操観に魅了されて同校に留学。留学中にデンマークの社会制度や教育制度に興味を持ち、帰国後は大学院で研究し始める。民間のフィットネスクラブ勤務や大学助手を経て、現在は神戸市内の公立中学校に勤務しながら、デンマークの教育や体操について研究を行っている。 松永圭世(まつなが・かよ) 1993年生まれ。会社員/九州大学人間環境学府修士課程。 九州大学教育学部に在籍中、社会教育学を学ぶ傍ら、アメリカ、スウェーデン、デンマークに留学。各地でキャリア観に関する調査を行う。現在は大学生のキャリア支援に携わりつつ、北欧を度々訪れ、ワークライフバランスや教育、キャリアに関する視察やインタビューを続けている。大学院では対話と価値観の自覚について研究中。 真庭伸悟(まにわ・しんご) 1996年生まれ。会社員。 東京大学教育学部に在籍中、教育が社会に与える影響に関心を持ち、3年間休学。愛媛県松野町にて教育とまちづくりをテーマに2年間地域おこし協力隊として活動。半年間デンマークのブランビア・ホイスコーレ(Brandbjerg Højskole)に留学。 一般社団法人IFAS デンマーク発祥の成人教育機関であるフォルケホイスコーレを中心としたデンマークの概念を日本に広めるため、2015年に設立。2018年に法人化。デンマークのフォルケホイスコーレに関する情報を日本語で発信しているのに加え、ホイスコーレに関する講演、研究、ホイスコーレの要素を取り入れたワークショップや教育プログラムの企画運営をしている。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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アイヌ語で考える縄文地名
¥2,200
ISBN978-4-7634-2024-4 C0021 発行:2022年9月10日 四六判並製 192頁 ●内容紹介● 「縄文」の息づく日本の地名 内/別/幌/神/平/軽/倉/赤など、地名に込められた「意味」が記憶する、この国の原風景── 縄文の遺伝子を継承するアイヌ語を手掛かりに、 日本の地名・文化に隠された「縄文の足跡」を辿る ●目次● 第1章 人類学的に考察した日本人のまとめ 第2章 日本語、アイヌ語、琉球語 第3章 縄文語の抽出 第4章 日本民謡、琉球民謡、アイヌ民謡 ●著者紹介● 網野皓之(あみの・ひろゆき) 1947年、北海道美唄市生まれ。1972年、札幌医科大学卒業、約50年東京都と長野県で医業に従事。2022年、廃業。著書に『みんな、家で死にたいんだに』(日本評論社、1996年)、『やっぱり、家で死にたいんだ』(日本評論社、2008年)、『在宅死のすすめ』(幻冬舎ルネッサンス新書、2010年)ほか。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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火を噴く山が憶えていること
¥1,980
ISBN978-4-7634-2023-7 C0093 発行:2022年9月10日 四六判上製 228頁 ●内容紹介● 「わたしの心の代わりにマグマが空を赤く焼き、海が咆哮してくれた……」 島に生きる運命と覚悟をしなやかに受け入れた、ひとりの女性の人生。 彼女の「本当の母」を求めて、義理の娘は旅立った── 伊豆大島の火の山と青い海は、わたしを靭[つよ]くした。 ●著者紹介● 殿谷 みな子(とのがい・みなこ) 1951年、徳島県生まれ。武蔵大卒。 大学在学中に書いた小説が、檀一雄、林富士馬らの同人誌『ポリタイア』に掲載され、1977年に最初の小説集『求婚者の夜』をれんが書房新社より上梓。1979年、同書が早川書房で文庫化されたのを機に『SFマガジン』を舞台に多くの短編を発表。 著書 『求婚者の夜』(1977、れんが書房新社。1979、早川書房)、『新お伽噺』(1982、早川書房)、『春はタイムマシンに乗って』(1986、早川書房)、『アローン・トゥギャザー』(1989、集英社文庫)、『飯喰わぬ女』(1990、れんが書房新社)、『鬼の腕』(1999、れんが書房新社)、『着地点』(2003、れんが書房新社)、『私の祖父の息子』(2009、れんが書房新社)ほか。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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泡沫十年:時の流れを切り取る眼差し
¥1,980
ISBN978-4-7634-2021-3 C0036 発行:2022年8月25日 四六判並製 288頁 ●内容紹介● 日本が壊れていったこの十年(2013-2022)、 私たちはどのような時代に向き合ってきたのか? 現代日本が抱える多くの構造的問題に対し何ら根本的な対策を取らず、泡のように過ぎ去ったこの十年間を、後世にどのような「歴史」として語り継いでいけるだろうか。新聞コラムが対峙してきた、危機の時代を読み解く。 平和を守る政治はどこへ── 「現代と過去の対話」から浮かび上がる現在地 ●目次● 1章 安倍さん、やってみなはれ アベノミクス 高橋是清の挫折に学べ 安倍首相 祖父の「柔」も兼ね備えよ 日銀総裁の物差し 権力にすり寄れば自滅 役人の使い方 政党は具体的な方針示せ A級戦犯合祀 安倍首相なら元に戻せる 吉田茂の先見 政治家こそ歴史を学べ 秘密保護法案 自由の「外堀」埋めさせぬ 言論の使命 読者の信頼に応えてこそ 朝河貫一 色あせぬ100年前の警句 治安維持法 怪物になった歴史 言論の自由 縛ろうとするものとの闘い 言論と憲政 「神様」を訴追した時代 言論人の覚悟 報道機関が守るべきもの 政治と金融 アベノミクスに始末つけよ 政治の志 「眼前の利益」と「将来の福利」 2章 新旧蔵相の対立 求むアベノミクスの好敵手 財政と樫の木 罪障を払おうとした男 福島の空 不条理と闘った先人 人間爆弾「桜花」 彼らが愛した国なのか 巣鴨プリズンの碑 いま永久平和への一歩を 核廃絶、託した「伝言」 オバマさん、広島に来て 二つの敗戦国 学び損ねた「過去の克服」 数字の威力 実相を見抜く眼力、必要 湛山の改憲論 悲劇に寄り添い掲げた大志 鎮守の森のお社 誰のための番人か 矛と盾 再び軍備に頼る空しさ 悲劇の石碑 涙の祈りを忘れない 沖縄と本土の不条理 戦没新聞人の碑からの叫び 神の不思議な力 引き裂かれた世界をつなぐ 残された言葉 日本人は変わったのか 第3章 長寿の魔性 兜の緒をほどく時 自由・人権と国家 不都合な真実に牙むく権力 蛮ちゃんの夢 万里の空を駆け抜けた大志 自衛隊の使命 それは憲法を守った行動か 「圧政撲滅」の闘い 権力に声を上げるとき 「文章経国」 新聞人2人の志と生き様 ペンを銃に換えて 戦争に聖域はなかった 核戦争になる前に 被爆校舎で首脳会談を 人間宣言72年 権力者に利用させぬ誓い 足尾と福島と 文明の光、克服できぬ影 官僚とは 「国民のため」か「己のため」か 米軍機が脅かす命 武力で幸せ守れるのか 老宰相、最期の言葉 託された世代の立つ地平は 「国防婦人会」の教訓 再びお国に踊らされぬよう 無知が生む敵意 国をさいなみ滅ぼす魔物 第4章 万博が問うもの 先達の志、そして我々は いずも「空母」化 「人類に不幸」自覚なき転換 兵事係と自衛官募集 また市町村に担わせるのか ペンの責務 多様な意見を交わす広場に 天皇と首相 孤高に寄り添う者として 戦争は必要なのか 諜報に半生捧げた男の疑問 教師の役割とは 戦禍を越え問い続けた信頼 日本暗転の峠 正論が憎悪され抹殺された時代 権力監視 幕末 記者を志した若者、その後 盧溝橋とホルムズ海峡 外地部隊、泥沼に落ちた教訓 第5章 無策こそ国難 東條を退陣させた正論 二つの「二・二六」 官僚は誰のために体を張るか 牙むく欲望のツケ 石牟礼さんなら何を語る 権力と新聞 不都合な実相こそ恐れずに 真の保守とは 侵略の歴史、逃げたらあかん 危機の宰相 立ち向かえぬなら退陣やむなし 2人の官房長官 表紙は変わった、中身はどうか 日本きっての国際人 新渡戸が売国奴と呼ばれた日 100年前の災厄 世界史すら変えたパンデミック 危機と新聞 報道の使命、放棄はもう許されない コロナ禍と五輪 終える至難に立ち向かうとき 黒部の太陽 電力に欠かせぬ顧客の信頼 コロナ禍の五輪 転げ落ちる石、首相は傍観者か 借金大国・日本 渋沢の「入るを量る」、今こそ 国家と危機 チャーチルにみる指導者の条件 令和の「所得倍増」 展望あやふや、民は奮い立たず 真珠湾から特攻へ 人への尊厳欠いた参謀の戦後 福島復興の手がかり それぞれの大平山を登ろう 小さな独自紙幣 ウクライナ、自由求めた証し ロシアの友たちへ 国を閉ざさず、共に生きる道を ウクライナ侵攻の今こそ知りたい 忘れられた憲法草案要綱の中身 ●著者紹介● 駒野 剛(こまの・つよし) 1958年生まれ。 1982年上智大学文学部史学科卒。 同年朝日新聞社に入り、水戸、青森支局を経て、87年から東京経済部。90年から大阪経済部に移り「イトマン事件」などを担当。93年東京経済部に戻り、金融担当、大蔵省(現財務省)担当キャップ、経済部次長。その後、論説委員(経済担当)、「素粒子」担当、編集委員などを務めた。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net