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米中新冷戦の落とし穴:抜け出せない思考トリック
¥1,870
発行:2021年1月25日 四六判並製 272頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 紹介記事掲載「国際貿易」(2021年5月5日第2340号) 「Kyodo Weekly」(2021年4月5日号) 紹介記事掲載「読売新聞 竹森俊平の世界潮流欄」(2021年2月5日)白水社、2020年2月号) ●内容紹介● 米中対決はどうなる 新冷戦は「蜃気楼」だったのか? バイデン政権誕生でどう変化するか? 米中対決下の日本とアジア ●目次● はじめに 「米中新冷戦」はなぜ虚妄なのか 第一章 コロナ・パンデミックに揺れる世界 第二章 米中戦略対立の激化 第三章 香港問題──中国統治への啓示 第四章 台湾海峡の軍事的緊張 第五章 北朝鮮──米中綱引きと協調 第六章 バイデンの対中政策を読む 第七章 日本の選択と将来 ●著者紹介● 岡田充(おかだ たかし) 共同通信客員論説委員 1948年北海道生まれ、72年慶應義塾大学法学部卒業後、共同通信社に入社。香港、モスクワ、台北各支局長、編集委員、論説委員を歴任。拓殖大客員教授、桜美林大非常勤講師を経て、2008年から現職。 著書に『中国と台湾――対立と共存の両岸関係』(講談社現代新書)、『尖閣諸島問題――領土ナショナリズムの魔力』(蒼蒼社)など。 「21世紀中国総研」で「海峡両岸論」http://www.21ccs.jp/ryougan_okada/index.htmlを連載中。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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夕日と少年兵:八路軍兵士となった日本人少年の物語
¥1,870
発行:2020年12月25日 四六判並製 256頁 ●内容紹介● 満州に取り残された軍国少年はやがて、 自ら志願して中国人民解放軍の兵士となった── 満州で敗戦を迎え、帰還の願いもかなわず寒村で暮らし始めた日本人一家。極貧の一家を背負う元軍国少年・砂原恵は、日本人であることを隠し、「中国人として」八路軍(=中国共産党軍)に入ることを決意する。恵は身も心も中国に捧げ国共内戦を戦い、朝鮮戦争に出撃するが、上層部に日本人であることを知られてしまう。 激動の時代を生き抜いた中国残留日本人、 衝撃の実話をもとに描かれた真実のストーリー ●目次● 第一章 父の死/第二章 ソ連軍侵攻、敗戦/第三章 北鎮県六台子村/第四章 豚飼い・牛飼い/第五章 搾取/第六章 土地改革/第七章 八路軍に/第八章 師団偵察隊/第九章 規律違反/第一〇章 遼瀋戦役/第一一章 平津戦役/第一二章 潜入偵察/第一三章 母親との再会/第一四章 朝鮮戦争へ/第一五章 北朝鮮将校を怒鳴りつける/第一六章 英雄的行為と反省文/第一七章 君は何者か?/第一八章 第七航空学校/第一九章 老東北航校/第二〇章 日本語教育/第二一章 別れ/第二二章 帰国/エピローグ/あとがき ●著者紹介● 土屋龍司(つちや・りゅうじ) 1951年 静岡県裾野市生まれ 1975年 防衛庁入庁 在英大使館参事官、防衛庁国際企画課長 防衛庁人事第一課長 大阪防衛施設局長、札幌防衛施設局長等 2006年防衛庁退職、会社勤務。 著書に『雪の曙──幕末に散った松前藩士たち』(2009年柏艪舎)、 『翼よ、よみがえれ!──中国空軍創設に協力した日本人兵士の物語』(2015年花伝社)。訳書に『国防の変容と軍隊の管理』(デイビッド・チューター著、2003年朝雲新聞社)。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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ノスタルジー:我が家にいるとはどういうことか? オデュッセウス、アエネアス、アーレント
¥1,980
発行:2020年12月25日 四六判並製 200頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「週刊読書人」(2021年3月12日号) 「読売新聞」(2021年2月21日) ●内容紹介● 推薦:鵜飼哲(フランス文学・思想) 移民・難民・避難民、コロナ禍による世界喪失の世紀に、 古代と20世紀の経験から光を当てる 「ノスタルジー」と「故郷」の哲学 帰郷の後すぐ再び旅に出たギリシアの英雄オデュッセウス、ギリシア語を捨ててラテン語を話しローマの元になる都市を建立したアエネアス、 アメリカ亡命後も母語ドイツ語に拘り続けたユダヤ人哲学者アーレント。 自分の故郷を離れ、自分の言葉を忘れざるを得なかった人々の抱く「ノスタルジー」とは。 人はいつ、「我が家」にいると感じるのか? アカデミー・フランセーズ新会員、現代フランスを代表する女性哲学者の傑作、待望の日本語訳! ●目次● コルシカ的歓待について オデュッセウスと帰郷の日 アエネアス──ノスタルジーから落ち延びへ アーレント 祖国としての言語 訳者解説 バルバラ・カッサン 著作リスト 訳者あとがき ●著者紹介● 著者 バルバラ・カッサン(Barbara Cassin) 1947年パリ生まれ。哲学者、文献学者。フランス国立科学研究センター研究員を経て現在同センター名誉ディレクター。2019年よりアカデミー・フランセーズ会員。2017年より非営利団体「知恵の館 翻訳」を運営し、翻訳に関わる多様な活動を展開している。また、デリダらが創設した国際哲学コレージュ議長や、ソルボンヌ大のレオン・ロバン古代哲学研究所所長も務め、フランス国内外の複数の高等教育機関で教鞭を取った。フランスにおけるソフィスト研究の記念碑的著作 『ソフィスト的効果』(1995年)を始めとして著書多数。 訳者 馬場智一(ばばともかず) 1977年長野県生まれ。哲学、倫理学、思想史、哲学プラクティス。博士(学術、一橋大学)、博士(哲学、ソルボンヌ・パリ第四大学)。長野県立大学グローバルマネジメント学部准教授。権堂哲学カフェ共同主宰。著書に『倫理の他者――レヴィナスにおける異教概念』(勁草書房)ほか。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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この国の「公共」はどこへゆく
¥1,870
発行:2020年12月10日 四六判並製 274頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「北海道新聞」(2021年4月11日) 「中日新聞」(2021年3月28日) 「東京新聞」(2021年3月27日) 「時局」(2020年3月号 第54巻第3号) 「弁護士会の読書」(2020年12月22日) ●内容紹介● 個の分断がますます煽られる21世紀、消えゆく「みんなの場所」を編み直すためのヒントを探る──。 ミスター文部省として「ゆとり教育」を推進した寺脇研、「面従腹背」で国民に尽くした前川喜平、3.11後「原発ゼロ」を企業として真っ先に掲げた吉原毅の3人による、超・自由鼎談! ●目次● 一日目 それぞれはとくに、立派な人間というわけではない 二日目 「この」経済社会が唯一の解だろうか? 三日目 社会が変われば教育も変わる。その逆ではない 四日目・五日目 危機に向かう世界と「公共」 ●著者紹介● 寺脇 研(てらわき・けん) 1952年福岡市生まれ。東京大学法学部卒業後、文部省に入省。初等中等教育局職業教育課長、広島県教育委員会教育長、高等教育局医学教育課長、生涯学習局生涯学習振興課長、大臣官房審議官などを経て、2002年より文化庁文化部長、2006年退官。現在、映画プロデューサー、映画評論家、落語評論家、京都造形芸術大学客員教授。 著書に『昭和アイドル映画の時代』(光文社知恵の森文庫)、『危ない「道徳教科書」』(宝島社)など。 前川喜平(まえかわ・きへい) 1955年奈良県生まれ。79年東京大学法学部卒、文部省(当時)入省。文部科学省大臣官房長、初等中等教育局長、文部科学審議官などを歴任。2016年6月から17年1月まで文部科学事務次官。2018年から日本大学文理学部非常勤講師。 著書に『官僚の本分』(かもがわ出版)、『面従腹背』(毎日新聞出版)など。 吉原 毅(よしわら・つよし) 1955年東京生まれ。77年慶応大学経済学部卒業後、城南信用金庫に入職。2010年11月理事長就任。15年6月に退任、相談役に。17年6月から顧問。東日本大震災以降、被災地支援を精力的に行うと同時に原発に頼らない安心できる社会を目指して「脱原発」を宣言。17年4月に全国組織「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」を創設、会長に就任。 著書に『原発ゼロで日本経済は再生する』(角川oneテーマ21)、『幸せになる金融』(神奈川新聞社)など。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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交通事故は本当に減っているのか?:「20年間で半減した」成果の真相
¥1,650
発行:2020年12月10日 四六判並製 192頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「論座」(2021年4月23日、24日) 「J-CASTニュース」(2021年3月18日) ●内容紹介● 交通事故負傷者数は、実は減少していなかった── 自賠責保険統計から見えてくる、衝撃の事実 警察庁の交通事故統計(1999~2019年)に表れた、事故件数約55%、死者数約64%、負傷者数約56%の減少。しかし、自賠責保険支払件数、「隠れ人身事故」などのデータは、まったく異なる現実を示していた── 交通安全対策の根幹をなす交通事故統計が、実態と乖離していてよいのか? 誰も指摘しなかった交通事故の真実を突く! ●目次● 第1章 交通事故発生状況の実態 第2章 自賠責保険制度の現状と課題 第3章 交通安全対策の実施状況 第4章 交通安全対策の問題点 ●著者紹介● 加藤久道(かとう・ひさみち) 1947年北海道函館市生まれ。法政大学社会学部社会学科卒業。日動火災海上保険株式会社(現東京海上日動火災保険株式会社)入社、その後日本損害保険協会勤務を経て、現在、社会問題評論家、保険評論家として活動中。 日本交通法学会会員、日本臨床救急医学会会員、日本賠償科学会会員 【主な著書・論文】 『後遺障害の認定と異議申立―むち打ち損傷事案を中心として―』(保険毎日新聞社、2018)、『後遺障害の認定と異議申立―むち打ち損傷事案を中心として―第2集』(保険毎日新聞社、2020) 「後遺障害の認定と異議申立に関する一考察〈研究ノート〉」損害保険研究77巻2号(2015)、「自賠責保険請求における交通事故の証明に関する諸問題」損害保険研究68巻1号(2006) ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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東大闘争の天王山:「確認書」をめぐる攻防
¥6,600
発行:2020年12月10日 A5判上製 760頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「図書新聞」(2021年2月27日3485号) 「週刊読書人」(2021年2月26日号) 「J-CASTニュース」(2021年1月7日) ●内容紹介● 東大闘争の全貌を、50年後に初めて解明 学生・院生たちの不屈の闘争、大学当局・教授たちの対応、加藤執行部との秘密交渉、全共闘の暴力とボス交、政府・文部省の策動などを、膨大な資料と記録を駆使して読み解いた、東大闘争の新たな全体像。 主役の一般学生が、歴史的な「確認書」を勝ち取り、東大闘争は勝利した── ●目次● 第一章 一九六八年一〇月までの学生側の動き 第二章 一九六八年一〇月までの教官層の動き 第三章 加藤執行部の発足と一一月~一二月の激闘 第四章 入試をめぐって(一九六八年一二月) 第五章 1・10 七学部集会直前の動き 第六章 1・10 七学部集会、1・10 七学部代表団交、1・10 確認書 第七章 一月一〇日夜から2・11 七学部代表団交直前まで 第八章 2・11 七学部代表団交 第九章 東大闘争とは何であったのか 〔補論〕東大闘争と利己主義、利他主義──柔らかい利他主義を提唱する── ●著者紹介● 河内謙策(かわうち・けんさく) 1946年富山県高岡市で生まれる。1965年東京大学入学、東大闘争時には、法学部緑会委員・七学部代表団員、1971年東京大学法学部卒業。株式会社大月書店に勤務後、1988年より現在まで弁護士。2001~2002年にはハーバード大学ライシャワー日本研究所の客員研究員、2002~2003年には北京外国語大学へ語学留学。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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横浜防火帯建築を読み解く:現代に語りかける未完の都市建築
¥2,420
発行:2020年3月25日 A5判並製 288頁 (カラー口絵8ページ+本文280ページ) ●書評・紹介記事掲載情報● 「神奈川新聞」(2020年10月18日、9月20日) 「建築技術」(2020年10月号) 「J-CASTニュース」(2020年5月29日) ●内容紹介● 焼け跡に都市を再興し、戦後横浜の原風景となった「防火帯建築」群 モダニズムの時代、市井の人々が取り組んだ“もうひとつの建築運動”を解き明かす 1952年、占領軍による接収解除のはじまりとともに白紙からスタートした戦後横浜のまちづくり。 混迷の時代、理想と現実のはざまでうまれた独自の都市建築は、特徴的な風貌と多様な用途の許容で、横浜のアーバンデザインの草分けとなった。 都市縮小とストック活用の時代にあらためて考える、防火帯建築の可能性とは―― ●目次● 第1章 横浜防火帯建築とは何か 藤岡泰寛 第2章 横浜の戦後復興――都市デザインの視点から 菅 孝能 コラム 歴史資産としてみた戦後建築――都橋商店街ビルを例に 桂 有生 第3章 横浜防火帯建築の空間を読む 中井邦夫 コラム 街並みに界隈性と懐の深さをもたらした防火帯建築 黒田和司 第4章 生活の舞台となった横浜防火帯建築 藤岡泰寛 コラム 不燃集合住宅を変えた防火帯建築――神奈川県住宅公社の市街地共同ビル 松井陽子 第5章 横浜防火帯建築を使い続ける知恵 林 一則 第6章 戦後建築遺産としての横浜防火帯建築群を引き継ぐ 笠井三義 第7章 戦後建築遺産としての横浜防火帯建築群にいま学ぶ意味 藤岡泰寛 ●著者紹介● 藤岡泰寛(ふじおか・やすひろ) 編者および第1章、第4章、第7章担当 1973年生。横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院准教授、静岡大学非常勤講師。博士(工学)。京都大学大学院工学研究科博士前期課程修了を経て現職。専門は建築計画・都市計画(都市住宅・住宅地などの居住空間計画研究、住居系建築遺産の継承研究)。主な著書に『住むための建築計画』、『建築のサプリメント』、『現代集合住宅のリ・デザイン』(いずれも共著、彰国社)等。 菅 孝能(すげ・たかよし) 第2章担当 1942年生。㈱山手総合計画研究所会長/建築家・都市デザイナー。横浜市を中心に各地の都市デザイン、図書館等公共施設設計、歴史的建造物保全改修設計。横浜プランナーズネットワーク、湘南邸宅文化ネットワーク等の地域活動、藤沢市景観審議会会長等。主な著書に『湘南C-X物語』(共著、有隣新書)等。 桂 有生(かつら・ゆうき) 第2章コラム担当 1975年生。横浜市都市デザイン室都市デザイナー、関東学院大学非常勤講師。建築意匠・設計および都市工学専攻。代表作に横須賀美術館(山本理顕設計工場在籍時)、象の鼻パーク(現職)等。 中井邦夫(なかい・くにお) 第3章担当 1968年生。神奈川大学工学部建築学科教授。NODESIGN(小倉亮子と共同主宰)。博士(工学)、一級建築士、建築意匠・設計。主な著書に『建築構成学』(共著、実教出版)、『アジアのまち再生』(共著、鹿島出版会)他。 黒田和司(くろだ・かづし) 第3章コラム担当 1976年、武蔵野美術大学大学院修了。㈲NEU総合計画事務所代表取締役/建築家。横浜市都市計画審議会、港湾審議会、景観ビジョン検討会委員を歴任。 松井陽子(まつい・ようこ) 第4章コラム担当 1999年、神奈川県住宅供給公社入社。社史編纂、建替事業、団地再生事業等に携わる。 林 一則(はやし・かずのり) 第5章担当 1958年生。都市デザイナー・建築家として横浜を中心に活動。NPOアーバンデザイン研究体理事として『横浜関内関外地区・防火帯建築群の再生スタディブック』を編集。 笠井三義(かさい・みつよし) 第6章担当 1951年生。㈲カサイアーキテクチュラルデザイン代表取締役。一級建築士。公益社団法人日本建築家協会にて各種委員を歴任。共著書に『横浜近代建築──関内・関外の歴史的建造物』(日本建築家協会関東甲信越支部神奈川地域会)。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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ガンになったら読む10冊の本:本えらびで決まる、あなたの命
¥1,980
発行:2009年7月1日 四六判上製 262頁 ●内容紹介● 4刷出来!(2020年11月30日) ガンと診断されても あわてない おそれない 落ちこまない! 人間は治るようにできている 命のガイドブック 地獄行きか? 未来行きか? 自分の命は自分で守る。真実の情報を手にいれ、学習し、実践する。ここに真の希望がある ガンの通常療法(手術・抗がん剤・放射線治療)への痛烈な批判の書! ●目次● 1章 『医者が患者をだますとき』 ロバート・メンデルソン著、弓場隆訳(PHP文庫) 2章 『「薬をやめる」と病気は治る』 安保徹著(マキノ出版) 3章 『病気にならない人は知っている』 ケヴィン・トルドー著、黒田眞知訳(幻冬舎) 4章 『癒す心、治す力』 アンドルー・ワイル著、上野圭一訳(角川文庫) 5章 『新版・ぼくが肉を食べないわけ』 ピーター・コックス著、浦和かおる訳(築地書館) 6章 『新・抗がん剤の副作用がわかる本』 近藤誠著(三省堂) 7章 『ガン食事療法全書』 マックス・ゲルソン著、今村光一訳(徳間書店) 8章 『「ガン・治る法則」12ヵ条』 川竹文夫著(三五館) 9章 『ガン絶望から復活した15人』 中山武著(草思社) 10章 『病院に行かずに「治す」ガン療法』 船瀬俊介著(花伝社) ●著者紹介● 船瀬俊介(ふなせ・しゅんすけ) 1950年、福岡県に生まれる。九州大学理学部入学、同大学を中退し、早稲田大学第一文学部社会学科を卒業。地球環境問題、医療・健康・建築批評などを展開。 著書に、『抗がん剤で殺される』(花伝社)『笑いの免疫学』(花伝社)、「メタボの暴走」(花伝社)、『買ってはいけない』(週刊金曜日)、『あぶない電磁波』(三一書房)、『やっぱりあぶないIH調理器』(三五館)、『知ってはいけない』(徳間書店)など多数。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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万人坑に向き合う日本人:中国本土における強制連行・強制労働と万人坑
¥1,870
発行:2020年11月25日 A5判並製 248頁 ●内容紹介● 日本の侵略・加害が生み出した負の遺産、万人坑。 中国全土に現存する万人坑に向き合う三人の日本人に迫る。 日中戦争時に日本の民間企業により強制労働させられた中国人は四〇〇〇万人、そのうち一〇〇〇万人が死亡したと推定される。 犠牲者が捨てられた「人捨て場」は万人坑と呼ばれ、二一世紀の今も中国各地に数え切れないほど現存している。 現地に通い続け、さまざまな関わりを持ち続ける三人の日本人の半生を通して、万人坑が告発する日本の侵略責任を考える。 ●目次● 第一部 大東仁さん 第一章 中国人強制連行・強制労働と大石橋マグネサイト鉱山万人坑 第二章 大東仁さんと大石橋マグネサイト鉱山万人坑 第二部 舟山守夫さん 第三章 張鳳嶺さん その一 大石橋虎石溝万人坑をたった一人で守った四〇年 第四章 舟山守夫さんと大石橋虎石溝万人坑 第五章 張鳳嶺さん その二 JR東海労働組合の墓参と大石橋市人民政府交渉 第三部 野津加代子さん 第六章 野津加代子さんと「万人坑を知る旅」 第七章 遼寧省の万人坑を訪ねる ●著者紹介● 青木 茂(あおき・しげる) 平和を考え行動する会・会員 撫順の奇蹟を受け継ぐ会・会員 日本中国友好協会・会員 長良川河口堰建設に反対する会・会員 アイヌとシサムのウコチャランケを実現させる会・会員 NPO法人ナショナルトラスト=チコロナイ・会員 著書 『日本軍兵士・近藤一──忘れえぬ戦争を生きる』風媒社、2006年 『二一世紀の中国の旅──偽満州国に日本侵略の跡を訪ねる』日本僑報社、2007年 『万人坑を訪ねる──満州国の万人坑と中国人強制連行』緑風出版、2013年 『日本の中国侵略の現場を歩く──撫順・南京・ソ満国境の旅』花伝社、2015年 『華北の万人坑と中国人強制連行──日本の侵略加害の現場を訪ねる』花伝社、2017年 『華南と華中の万人坑──中国人強制連行・強制労働を知る旅』花伝社、2019年 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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コンビニはどうなる:ビジネスモデルの限界と“奴隷契約”の実態
¥1,650
発行:2020年11月10日 四六判並製 184頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 著者インタビュー掲載「JBpress」(2021年2月20日) ●内容紹介● いま、コンビニに何が起こっているのか? コンビニ・フランチャイズ問題の最前線から見えてきた現実とは―― 加盟店側代理人として数多くの「コンビニ紛争」を手掛けてきた弁護士が解き明かす、コンビニ・フランチャイズ問題の構造と最新動向。 加盟店は本部と、こうして闘え! 正念場をむかえたコンビニ問題。コンビニ・フランチャイズ契約の構造的問題をわかりやすく整理し、法制定と業界健全化を提言! ●目次● 第1章 コンビニ問題の現在 第2章 コンビニ紛争の構造的問題 第3章 コンビニ・フランチャイズ問題のこれまでとこれから 座談会「コンビニの未来のために」 ●著者紹介● 中村 昌典(なかむら・まさのり) 弁護士。 1994 年 司法試験合格 1995 年 京都大学法学部卒業 1997 年 弁護士登録(東京弁護士会) 2001 年 中村法律事務所開設 事務所 HP http://nakamura-law.cool.coocan.jp 東京弁護士会消費者問題特別委員会委員(1997 年~現在) 日本弁護士連合会消費者問題対策委員会監事(2011 年~現在) コンビニ・フランチャイズ問題弁護士連絡会(事務局) ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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未来のアラブ人3:中東の子ども時代 (1985―1987)
¥1,980
発行:2020年11月10日 A5判並製 156頁 ●内容紹介● 快進撃を続ける世界的ベストセラー、衝撃の第3巻! 文化庁メディア芸術祭優秀賞続刊 瀧波ユカリさん(漫画家)推薦) これは異文化の話ではない。痛みを葬って大人になるしかなかった私たちの話だ。 ラマダン、ワイロ、割礼、クリスマス…… フランス人の母を持つシリアの小学生はイスラム世界に何を見たのか イスラム教信仰に回帰するシリア人の父、帰国したいフランス人の母。 シリアの信仰深い親族に囲まれ、小学2年生になったリアドは、シュワルツェネッガーに憧れる。 ――ハーフィズ・アル=アサド独裁下のシリアで、一家はどこへ向かうのか? フランス全書籍中売り上げNo.1(2018年・4巻) 現代最高の漫画家!(ル・モンド) 必読!(ニューヨークタイムズ) 「希有な体験の貴重な記録」(川原和子さん・文化庁メディア芸術祭贈賞理由) 吾妻ひでお『失踪日記』、水木しげる『総員玉砕せよ!』に影響を受けて描かれた、 ある家族の哀しくも抱腹絶倒の物語。(実話) ●著者紹介● リアド・サトゥフ(Riad Sattouf) コミック作家、映画監督。1978年パリ生まれ。シリア人の父とフランス人の母の間に生まれ、幼年期をリビア、シリア、フランスで過ごす。 2010年『Pascal Brutal(パスカル・ブリュタル)』第3巻でアングレーム国際漫画祭・年間最優秀作品賞を受賞、2015年にも2度目の受賞を果たす。『未来のアラブ人』1巻(花伝社)で第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。 鵜野孝紀(うの・たかのり) 1967年東京生まれ。1995年から2013年までパリの日本漫画出版社スタッフを務めた後、フランス語翻訳・通訳。 また日仏双方向で漫画やバンド・デシネの出版企画に携わる。 主な訳書に『未来のアラブ人』シリーズ(花伝社)、ミロ・マナラ『ガリバリアーナ』(パイ・インターナショナル)、ユング『はちみつ色のユン』、レスリー・プレ『ねこのミシェル』(DU BOOKS)など。 ★関連書籍 「未来のアラブ人」 https://kadensha.thebase.in/items/29410864 「未来のアラブ人2」 https://kadensha.thebase.in/items/29369258 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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介護離職はしなくてもよい:「突然の親の介護」にあわてないための考え方・知識・実践
¥1,650
発行:2020年10月25日 四六判並製 212頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「J-CASTニュース」(2020年10月30日) ●内容紹介● その時、家族がすべきことは何か? 「親の介護に直面した時にすべきこと」「介護休業中は介護してはいけない」「在宅生活か高齢者住宅か」「素人高齢者住宅の見分け方」──介護休業の取り方と使い方、介護施設の選び方まで、現場と制度を知り尽くした介護のプロフェッショナルがやさしく指南。 介護離職しない・させない社会へ── ●目次● 序 章 介護離職が激増する社会──後後期高齢者社会の衝撃 第1章 突然の介護に慌てない──介護休業制度の活用 第2章 介護休業制度を上手く活用しよう──介護休業取得事例 第3章 在宅生活を続ける場合の家族の役割・注意点 第4章 老人ホーム・高齢者住宅を選択する時の注意点 第5章 「介護と仕事の両立」「介護と経済の両輪」の時代に向けて ●著者紹介● 1967年生まれ。経営コンサルタント。1990年立命館大学経済学部卒業。旧第一勧業銀行入行。その後、介護職員、社会福祉法人マネジャーを経て、2002年にコンサルティング会社を設立。現在は「高住経ネット」の主幹として、高齢者住宅、介護ビジネス、介護人材育成などのコンサルティング・講演・執筆を行っている。社会福祉士、介護支援専門員、宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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パンデミックの政治学:「日本モデル」の失敗
¥1,870
発行:2020年10月25日 四六判並製 272頁 ●内容紹介● 新型コロナ第一波対策に見る日本政治 ──自助・自己責任論の破綻 なぜPCR検査を受けられないのか。経産省主導の官邸官僚政治、 1940年オリンピック中止の二の舞に隠れた政府の思惑、 アベノマスクの真相、WHOをめぐる国際的な情報戦…… 2009年メキシコで新型インフルエンザ流行を体験した政治学者は、 2020年日本の新型コロナ対策に731部隊の亡霊を見た ●目次● はじめに──「日本モデルの成功」から憲法改正へ? 第一部 安倍内閣「健康・医療戦略」の蹉跌 1 未知との遭遇──パンデミック第一波と日本モデル 2 感染源をめぐる米中情報戦とWHO 3 自国ファーストと政治的リーダーシップ 4 専門家会議、感染研と731部隊の亡霊 5 官邸官僚主導のアベノマスクの悲喜劇 6 東京オリンピックはどうなる 第二部 2009年パンデミックの経験──発症地メキシコ滞在記 ●著者紹介● 加藤哲郎(かとう てつろう) 一橋大学名誉教授。1947年岩手県盛岡市生まれ。東京大学法学部卒業。博士(法学)。英国エセックス大学、米国スタンフォード大学、ハーバード大学、ドイツ・ベルリン・フンボルト大学客員研究員、インド・デリー大学、メキシコ大学院大学、早稲田大学大学院政治学研究科客員教授、などを歴任。専門は政治学・現代史。インターネット上で「ネチズン・カレッジ」主宰。 著書に『20世紀を超えて』『情報戦の時代』『情報戦と現代史』『「飽食した悪魔」の戦後』『731部隊と戦後日本』(花伝社)、『ワイマール期ベルリンの日本人』『日本の社会主義』(岩波書店)、『象徴天皇制の起源』『ゾルゲ事件』(平凡社)、など多数。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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安倍政権時代:空疎な7年8カ月
¥1,650
発行:2020年10月5日 四六判並製 320頁 ●内容紹介● 安倍政権とは何であったか── 歴代最長の政権は、史上最悪の政権ではなかったのか? アベノミクス、外交、安全保障、憲法改正、拉致問題、北方領土問題、働き方改革、そしてコロナ対策……あらゆる分野の課題を“やってる感”だけで乗り切り、数々の疑惑を解明しないまま突如辞任した内閣総理大臣・安倍晋三。 21世紀の衰退する大国に現れた彼は、「亡国の総理」としてその名を歴史に刻むのか── 安倍政権を見つめ直す──同時進行ドキュメント ●目次● 第1章 低姿勢でスタートもたちまち馬脚を露わした第2次安倍政権 第2章 最初から「失敗」が約束されていたアベノミクス 第3章 外遊の回数は史上最多でも外交の成果が何もないという不思議 第4章 「やってるふり」だけで前進しなかった拉致問題の18年間 第5章 「集団的自衛権」という地雷原に踏み込んでしまった無自覚 第6章 「オール沖縄」の民意を蹴散らし基地建設を強行した安倍官邸 第7章 平成天皇も憂慮した安倍の前時代的国家観・憲法観 第8章 日本の食と農を米国に売り飛ばす「農政改革」と「農協潰し」 第9章 福島原発の処理をできないまま原発再稼働を進める支離滅裂 第10章 疑惑追及を恐れて国会を閉じてしまう安倍忖度政治 第11章 公明党の「平和の党」という看板は偽りだったのか 第12章 野党が大きくまとまって再び「政権交代」を迫る日は来るのか 第13章 コロナ禍でごまかしようがなくなった安倍政権の黄昏 ●著者紹介● 高野 孟(タカノハジメ) 1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時にニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に㈱インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。94年に㈱ウェブキャスターを設立、日本初のインターネットによる日英両文のオンライン週刊誌『東京万華鏡』を創刊。08年に《THE JOURNAL》に改名し、現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてインサイダーを主コンテンツとする週刊メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を発信中(購読はhttp://bit.ly/vmdxubから)。 主な著書に『東アジア共同体と沖縄の未来』『アウト・オブ・コントロール』『民主党の原点』(以上共著、花伝社)、『滅びゆくアメリカ帝国』『沖縄に海兵隊はいらない!』(以上、にんげん出版)、『原発ゼロ社会への道程』(書肆パンセ)等。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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学校と教師を壊す「働き方改革」:学校に変形労働時間制はいらない
¥1,100
発行:2020年10月5日 A5判ブックレット 100頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「週刊読書人」(2020年10月16日) ●内容紹介● 教員不足と多忙化で疲弊する教育現場 現実を踏まえない「働き方改革」=1年単位の変形労働時間制導入の問題点とは 学校崩壊を防ぐために、いまできること── ●目次● 第1章 学校に変形労働時間制が導入されたら 白神優理子(弁護士) 第2章 教員のなり手が減っている 氏岡真弓(朝日新聞編集委員) 第3章 今の学校には、クラスに「教師」がいない 佐々木仁(神奈川県相模原市公立小学校教諭) 第4章 教員養成の現場から 大貫耕一(東京学芸大学非常勤講師、元東京都公立小学校教諭) 第5章 教員の変形労働時間制と地方からの抵抗 鈴木大裕(教育研究者、土佐町議会議員) ●著者紹介● 大貫耕一(おおぬき・こういち)編者および第4章担当 1952年東京都生まれ。1975年、東京学芸大学教育学部初等教育教員養成課程卒業。2000年、東京学芸大学大学院修士課程保健体育専攻保健体育講座修了。2013年、東京都公立小学校教諭退職。2020年現在、和光大学現代人間学部心理教育学科非常勤講師、東京学芸大学教育学部心理教育学科非常勤講師。 〈主な著書〉 『新絵で見る水泳指導のポイント①低学年、②高学年』単著、日本標準社、1995年 『教師と子どもが創る体育・健康教育の教育課程試案』共著、創文企画、2003年 『子どもと教師でつくる教育課程試案』共著、日本標準社、2007年 『教科の本質と授業』共著、日本標準社、2009年 『スポーツの主人公を育てる体育・保健の授業づくり』共著、創文企画、2018年 『新みんなが輝く体育1 小学校低学年体育の授業』共著、創文企画、2019年 白神優理子(しらが・ゆりこ)第1章担当 弁護士。神奈川県海老名市生まれ。八王子合同法律事務所所属。日本労働弁護団、過労死弁護団、自由法曹団などに所属し、労働・過労死事件・行政事件など多数担当。憲法・労働法制などの講師活動に多数取り組む。 著書『弁護士白神優理子が語る日本国憲法は希望』(平和文化社)。 氏岡真弓(うじおか・まゆみ)第2章担当 朝日新聞編集委員。1984年、朝日新聞社入社。学級崩壊やいじめ、不登校のほか、学力、格差と貧困、教員の多忙化、部活動、大学入試改革などを取材。 主な著書(共著)に『学級崩壊』(1999年)、『いま、先生は』(2011年)、『権力の「背信」──「森友・加計学園問題」スクープの現場』(2018年)。 佐々木仁(ささき・ひとし)第3章担当 神奈川県公立小学校教諭。 主な著書に『教師にやりがいをみいだしたいあなたへ』(共著、ルック、2010年)、『そのまま授業にいかせる生活科』(共著、合同出版、2012年)。 鈴木大裕(すずき・だいゆう)第5章担当 教育研究者・土佐町議会議員。執筆・講演活動を続けながら、高知県の過疎地で教育による町おこしに取り組んでいる。 主な著書に『崩壊するアメリカの公教育:日本への警告』(岩波書店、2016年)、『「ゼロトレランス」で学校はどうなる』(共著、花伝社、2017年)。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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コバニ・コーリング
¥1,980
発行:2020年9月5日 A5判並製 288頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「季刊・読書のいずみ」(165号2020年冬号) ●内容紹介● 推薦:安田純平氏(ジャーナリスト) 「漫画だから表現できる世界の真理がある。文章や映像、写真だけでは戦争は描ききれない。戦場の現実をここで追体験してほしい。」 日本オタクのイタリア人漫画家は、対イスラム国(IS)防御の砦となった シリア北部・クルドの町で何を見たのか。 イタリア人気No.1漫画家 12万部超えのルポルタージュコミック、ついに日本上陸! 「心に自由と人間らしさを持っているなら、 男だろうが女だろうが、コバニに駆けつけるべきなんだよ。」 2013年、シリア内戦のさなか、「国なき民」クルド人たちはシリア北部に「ロジャヴァ」と呼ばれる自治区を確立した。そこでは男女平等、エコロジーを掲げる憲法のもと、民主的連邦制が敷かれたが、ISが侵攻し住民が大量虐殺される。2015年、世界中からロジャヴァのコバニに集まった志願兵の手で都市は防衛され、ISにとって最初の敗北となったが……。 混迷が続く中東の地で、イタリア人漫画家が目にしたものとは? 「日本ではコバニの取材を検討しただけでジャーナリストが旅券を奪われた。しかし現地には多様な人々が集っていた。普段の日常はあらゆる表現方法で描かれ、それでも描ききれていないはずなのに、日常の全てを破壊する戦争をごく少数の記者だけで描ききれるわけがない。あらゆる人々が現場に行って多様な視点で見て表現してこそ、戦争の本当の姿に迫れるはずなのだ。」【安田純平氏推薦文】 ●著者紹介● 作者 ゼロカルカーレ(Zerocalcare) 漫画家。1983年、イタリアのアレッツォに生まれる。幼少期から現在まで、ローマ北東の街区レビッビアに在住。2011年、『アルマジロの予言』を発表し、商業漫画家としてデビュー。2014年、5冊目の単行本となる『わたしの名前は忘れて』を発表。同作は翌年、イタリアでもっとも影響力のある文学賞「ストレーガ賞」のセミファイナリストにノミネートされる。2016年、シリア-トルコ国境地帯への旅を描いたルポルタージュ作品『コバニ・コーリング』(本書)を発表。同作はこれまでに8言語に翻訳され、2020年には、増補改訂版に当たる『コバニ・コーリング:それから』が刊行されている。 訳者 栗原俊秀(くりはら・としひで) 翻訳家。1983年生まれ。訳書にジョン・ファンテ『犬と負け犬』、カルミネ・アバーテ『偉大なる時のモザイク』(以上、未知谷)、ピエトロ・アレティーノ『コルティジャーナ』(水声社)など。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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コロナ時代の世界地図:激変する覇権構造と進む多極化
¥990
発行:2020年8月30日 四六判変形 並製 232頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「J-CASTニュース」(2020年9月16日) ●内容紹介● ついに軍産支配の終焉か? コロナ危機からドル崩壊を経て多極化に進む世界を読み解く 集団免疫を捨て都市閉鎖を選んだ先進諸国、その愚策がもたらす不可逆的変化。 長期化するコロナ危機で、V字型ではなくL字型に進む世界経済。 “隠れ多極主義者”トランプが描く、米国覇権放棄のシナリオ。 ──そして、対米従属から対中従属に向かう日本。 コロナ時代に突入した世界は、こう変わる! ●目次● 第一部 都市閉鎖という愚策にはめられた人類 第二部 加速する多極化と長びくコロナ大不況 ●著者紹介● 田中 宇(たなか・さかい) 国際情勢解説者。1961 年東京生まれ。東北大学経済学部卒。東レ勤務を経て共同通信社に入社。新聞、テレビ、ネットニュースでは読めない情報と見解を発信するメールマガジン「田中宇の国際ニュース解説」を主宰。 著書に『タリバン』(光文社)、『非米同盟』(文藝春秋)、『世界がドルを捨てた日』(光文社)、『日本が「対米従属」を脱する日』(風雲舎)、『金融世界大戦』(朝日新聞出版)、『トランプ革命の始動──覇権の再編』、『感染爆発・新型コロナ危機──パンデミックから世界恐慌へ』(ともに花伝社)ほか多数。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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弁護士になりたいあなたへ Ⅲ
¥1,650
発行:2020年8月30日 四六判並製272頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「J-CASTニュース」(2020年9月16日) ●内容紹介● 「人権の砦」として法廷でたたかう 大変だけどやりがい十分、等身大の言葉で語る人権弁護士たちのメッセージ さぁ、あなたも一歩を踏み出そう! ●目次● 【この本に登場する弁護士】 菊間龍一(67期) 水谷陽子(68期) 喜久山大貴(69期) 橋本祐樹(64期) 深井剛志(64期) 早田由布子(63 期) 田村有規奈(69期) 西川研一(60期) 倉重都(71期) 藤塚雄大(68期) 座談会「青法協ってこんなところ」 久保木太一×辻田航×菊地智史 ●著者紹介● 青年法律家協会弁護士学者合同部会 (セイネンホウリツカキョウカイベンゴシガクシャゴウドウブカイ) 青年法律家協会は、1954年、憲法を擁護し平和と民主主義および基本的人権を守ることを目的に、若手の法律研究者や弁護士、裁判官などによって設立された団体。現在は、弁護士と研究者によって構成される弁護士学者合同部会のほかに、司法修習生の各期部会、法科大学院生部会がある。弁護士学者合同部会の会員数は約2400名、法律家の任意団体としては最も幅広い層が参加し、人権活動と情報ネットワークの場となっている。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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リッチな人々
¥1,980
発行:2020年8月10日 A5判並製 152頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「週刊文春」(2021年2月4日号) 「熊本日日新聞 竹内洋が読む欄」(2020年10月11日) 「山梨日日新聞」(2020年10月4日) 「北海道新聞」(2020年10月3日) 「信濃毎日新聞」(2020年9月12日) 「京都新聞」(2020年9月6日) 「南日本新聞」(2020年8月23日 ●内容紹介● 岸政彦氏(社会学者)推薦! 「社会学者が解き明かす、このくそったれな世の中の仕組み。 どうすれば金持ちになれるの? って考えてるあなたは、金持ちになれない!」 あっちは金持ちこっちは貧乏、なんで? フランスの社会学者夫妻による、ブルデュー社会学バンドデシネ ●著者紹介● (原案) ミシェル・パンソン、モニク・パンソン=シャルロ(Michel Pinçon/Monique Pinçon-Charlot) 元フランス国立科学研究センター研究部長(パリ第8大学)。著書に『パリの万華鏡──多彩な街の履歴書』(原書房、2006年)など。 (作者) マリオン・モンテーニュ(Marion Montaigne) 1980年、レユニオン島サン=ドニ生まれ。BD作家。科学マンガに定評があり、仏独テレビ局arteでアニメ化されている。 (訳者) 川野英二(かわの・えいじ) 大阪市立大学文学研究科教授。都市・社会政策の社会学。共訳書にセルジュ・ポーガム『貧困の基本形態──社会的紐帯の社会学』(新泉社、2016年)など。 川野久美子(かわの・くみこ) フランス語通訳・翻訳。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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コロナ後の世界は中国一強か
¥1,650
発行:2020年7月25日 四六判並製 184頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「日中友好新聞」(2021年1月1日第2531号) 「J-CASTニュース」(2020年12月19日) 「国際貿易」(2020年11月15日) 「J-CASTニュース」(2020年10月25日) 「日本経済新聞」半歩遅れの読書術欄( 2020年9月26日) 「J-CASTニュース」(2020年7月29日) ●内容紹介● 感染はどこから始まったのか 武漢か、アメリカか、それとも日本?――米中で激化する発生源論争 パンデミックを契機に、米中は中国が主導権を握る「新チャイメリカ」体制に突入した。 中国で何が起き、どうして覇権が逆転したのか。 新型コロナウイルスがもたらす世界変動をチャイナウォッチャーが解き明かす ●目次● はじめに──コロナによって生まれた新チャイメリカ体制 第1章 中国で何が起こったのか 第2章 中国が疑う、ウイルスは米軍基地から流出した 第3章 日本の死亡率はなぜ低いのか おわりに ●著者紹介● 矢吹 晋(やぶき すすむ) 1938年生まれ。東京大学経済学部卒。東洋経済新報社記者、アジア経済研究所研究員、横浜市立大学教授を経て、横浜市立大学名誉教授。㈶東洋文庫研究員、21世紀中国総研ディレクター、朝河貫一博士顕彰協会代表理事。 著書 『文化大革命』『毛沢東と周恩来』『「朱鎔基」中国市場経済の行方』『朝河貫一とその時代』『〈図説〉中国力(チャイナ・パワー)』『劉暁波と中国民主化のゆくえ』『チャイメリカ──米中結託と日本の進路』『尖閣問題の核心』『尖閣衝突は沖縄返還に始まる』『敗戦・沖縄・天皇──尖閣衝突の遠景』『対米従属の原点 ペリーの白旗』『南シナ海領土紛争と日本』『沖縄のナワを解く』『文化大革命──〈造反有理〉の現代的地平』『中国の夢』『〈中国の時代〉の越え方』他多数。 『習近平の夢──台頭する中国と米中露三角関係』で第5回「岡倉天心記念賞」最優秀賞を受賞。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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現代アジアと環境問題:多様性とダイナミズム
¥2,750
発行:2020年7月20日 A5判並製 334頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「図書新聞」(2020年9月5日3462号) ●内容紹介● 地球規模の気候変動が現前する21世紀。 その危機の拡散と克服への鍵を握るアジア諸国の環境問題の諸相に迫る いまだ克服の道筋が見えない地球環境問題。 日本を含む東アジア、東南アジアから南アジア、そして西アジアまで。 豊富なデータと共に、各国環境問題の危機の多様性とダイナミズムを読み解く待望の研究入門書! ●目次● 序章 アジアの環境問題:地域比較の視点 第Ⅰ部 現代北東アジアと環境問題 第1章 熟議的民主主義の可能性──日本の高レベル放射性廃棄物最終処分場立地選定をめぐる合意形成 第2章 どこにでもある危機──朝鮮民主主義人民共和国の環境問題 第3章 中国の大気汚染問題とその対策 第4章 台湾の環境政策とシャマン・ラポガンの文学 第Ⅱ部 現代東南アジアと環境問題 第5章 ベトナムが直面する環境問題をめぐって 第6章 東南アジア島嶼部の森林・水産資源の利用と環境問題──ボルネオ島北部を中心に 第7章 インドネシア独立以降の環境問題と環境保護対策への提言 第Ⅲ部 現代南アジアと環境問題 第8章 バングラデシュの環境問題──グローバルな課題への挑戦 第9章 インド・デリーの大気汚染──その現状と対策 第10章 重層的に絡み合うパキスタンの環境問題の全体像 第Ⅳ部 現代西アジアと環境問題 第11章 革命・戦争後の現代イランと環境問題──大気汚染、水資源不足、廃棄物処理問題を事例に 第12章 開発と紛争の影に追いやられた豊かな海──ペルシア湾の環境問題 第13章 トルコの環境問題──水資源問題を中心に ●著者紹介● 【編著者】 豊田知世(とよた・ともよ) 島根県立大学総合政策学部准教授。環境経済学、開発経済学。 濵田泰弘(はまだ・やすひろ) 島根県立大学総合政策学部教授。政治学、ドイツ原子力法。 福原裕二(ふくはら・ゆうじ) 島根県立大学総合政策学部教授。国際関係史、朝鮮半島地域研究。 吉村慎太郎(よしむら・しんたろう) 広島大学人間社会科学研究科教授。歴史学、イラン近現代史。 【著者】 沖村理史(おきむら・ただし) 広島市立大学大学院平和学研究科教授。国際関係論、国際環境政治。 三木直大(みき・なおたけ) 広島大学名誉教授。中国語圏の近現代文学研究。 栗原浩英(くりはら・ひろひで) 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。ベトナム地域研究、国際関係論。 床呂郁哉(ところ・いくや) 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。文化人類学、東南アジア研究。 アディネガラ・イヴォンヌ 明治大学政治経済学部経済学科兼任講師。環境経済学、エコロジー経済学。 外川昌彦(とがわ・まさひこ) 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。南アジアの文化人類学。 小嶋常喜(こじま・つねよし) 法政大学第二中・高等学校教諭。南アジア近現代史、社会運動史。 近藤高史(こんどう・たかふみ) 東京福祉大学留学生教育センター特任講師。南アジア現代史研究。 貫井万里(ぬきい・まり) 文京学院大学人間学部准教授。中東地域研究(イラン近現代史・政治・社会)。 荒井康一(あらい・こういち) 群馬県立大学非常勤講師。政治学、トルコ研究。 阿部 哲(あべ・さとし) 九州大学大学院比較社会文化研究院助教。文化人類学、中東研究。 新井健一郎(あらい・けんいちろう) 翻訳者。社会政治思想。 金 暎根(きむ・よんぐん) 韓国・高麗大学校グローバル日本研究院教授。日本政治経済学、国際関係論。 丸山英樹(まるやま・ひでき) 上智大学総合グローバル学部教授。比較教育学、国際教育協力論。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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ぐるっと湾岸 再発見:東京湾岸それぞれの物語
¥1,650
発行:2020年7月20日 四六判並製 208頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「神戸新聞」「下野新聞」(2020年9月20日) 「雑誌 東京人」(2020年9月号) 「J-CASTニュース」(2020年8月10日) 「河北新報」「佐賀新聞」(2020年8月9日) 「日本海新聞」「山形新聞」「山梨日日新聞」「南日本新聞」「愛媛新聞」(2020年8月2日) 「信濃毎日新聞」「福島民報」(2020年8月1日) 「秋田魁新報」(2020年7月26日) 「北國新聞」(2020年7月25日) ●内容紹介● 江戸・東京の発展を支え続けた湾岸地域 知られざる歴史と文化をひも解き、 その魅力に迫る 「何もない埋立地」「大規模開発の連続で人間味に欠ける」……そんな先入観を覆す、東京湾岸地域の豊かな歴史と文化。 月島・豊洲を拠点とする地域デザイン学者がつづる、とっておきの湾岸地域ストーリー。 昔も、今も、これからも、東京湾岸はおもしろい―― ●目次● 1章 東京湾岸地域を見つめる 2章 晴海 3章 豊洲 4章 東雲・辰巳 5章 有明 6章 青海・台場・東八潮 7章 夢の島・新木場 8章 東陽・塩浜・枝川・潮見 9章 芝浦 10章 品川・天王洲 11章 大森 12章 葛西・浦安 13章 身体的なスケールからデザインする地域 ●著者紹介● 志村秀明(しむら・ひであき) 芝浦工業大学建築学部教授。1968 年東京都生まれ。専門は、まちづくり、地域デザイン、都市計画。北海道大学工学部土木工学科、及び熊本大学工学部建築学科卒業、安井建築設計事務所勤務を経て、早稲田大学大学院修士課程・博士課程修了、早稲田大学理工学部建築学科助手、芝浦工業大学工学部建築学科助教授・准教授・教授を経て、2017 年より現職。博士(工学)、一級建築士。日本建築学会奨励賞(2006年度)受賞。 主な著書に『まちづくりデザインゲーム』(共著、学芸出版社、2005)、『月島再発見学』(アニカ、2013)、『東京湾岸地域づくり学』(鹿島出版会、2018)。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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わたしはフリーダ・カーロ:絵でたどるその人生
¥1,980
発行:2020年6月25日 A5判並製 160頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「情報誌VISA」(2020年11月号) 「読売新聞」(2020年9月20日) 「まいにちスペイン語」(2020年9月号) 「毎日新聞」(2020年7月25日) 「中日新聞」「北陸中日新聞」(2020年7月12日) 「東京新聞」(2020年7月11日) ●内容紹介● 「絵の中にこそ、真のフリーダがいる。」 フリーダ・カーロの魅力と魔力 渡辺直美、ビヨンセ、マドンナらを魅了する、永遠のフェミニスト。 トロツキー、イサム・ノグチとの出会いも描く 作品と日記をもとに、20世紀を代表する画家に迫った スペイン発グラフィックノベルのベストセラー ●目次● はじめに フリーダ・カーロ ひとりで遊ぶ 思春期と最初の事故 痛みと絵筆 象と鳩 アメリカ合衆国 2度目の事故 レフ・トロツキー シュルレアリスム わたしを忘れないで 傷ついた鹿 夢 この本に登場するフリーダ・カーロ作品 この本でアレンジしたフリーダ・カーロ作品 謝辞・参考文献 訳者解説 ●著者紹介● 作者 マリア・ヘッセ(María Hesse) 1982年生まれ、セビーリャ育ち。本書のほか、ジェーン・オースティン『高慢と偏見』の挿絵(Alfaguara社)、『David Bowie, una biografía』(デヴィッド・ボウイ伝記。Franz Ruiz文、Lumen社)などの書籍を手がける。 訳者 宇野和美(うの・かずみ) 東京外国語大学卒業。出版社勤務の後、翻訳に携わる。スペイン語圏の作品を精力的に紹介、翻訳している。スペイン語の子どもの本専門ネット書店「ミランフ洋書店」www.miranfu.comも営む。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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不安の時代の抵抗論:災厄後の社会を生きる想像力
¥2,200
発行:2020年6月10日 四六判並製 304頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 著者インタビュー 「北海道新聞」(2021年6月10日) 「東京新聞」(2021年5月23日) 「中日新聞」(2021年4月28日) ●内容紹介● 当たり前の生活すら困難になり、すべてに疲弊しきった現代人が「ここではないどこか」を想像し、抵抗への一歩を踏み出すことは可能なのか。 3・11後の路上に現れた政治実践から、 今、私たちに本当に必要な“手の届く希望”を探る。 ●目次● 第一章 「抵抗」はなぜ想像不可能になったのか 第二章 「外部」を思考するということ 第三章 路上の想像力(1)名前のない個 第四章 路上の想像力(2)情動と反響 第五章 路上の想像力(3)運動の継承 第六章 抵抗の知性と希望 ●著者紹介● 田村あずみ(たむら・あずみ) 1980年生まれ。 立命館大学国際関係学部卒業後、新聞社勤務を経て、英国ブラッドフォード大学大学院博士課程修了。 著書に「Post-Fukushima Activism: Politics and Knowledge in the Age of Precarity」(Routledge, 2018)。 現在、滋賀大学国際交流機構特任講師、立命館大学国際地域研究所客員協力研究員。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net