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人間回復:ハンセン病を生きる
¥1,980
発行:2021年8月25日 四六判上製 248頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「佐賀新聞」(2021年12月4日) 「週刊読書人」(2021年10月22日 第3412号) 「熊本日日新聞」(2021年9月22日、8月26日) 「西日本新聞」(2021年9月7日) ●内容紹介● ハンセン病差別との闘い。 それは、今は亡き同胞たちの「弔い合戦」だった── 多くの思いを背負い、常に「死」と隣り合わせにいながら病と差別を戦い抜いてきたハンセン病国賠訴訟原告・志村康。 療養所と社会という高い壁で隔てられた二つの世界を行き交い、自由と尊厳のために抵抗し続けてきた、その記憶と証言の声を聴く。 ●目次● 第一章 私の弔い合戦 第二章 殯邑(もがりむら) 第三章 人生後半の鋒鋩 補章 ・病床日記 ・第十八回検証会議──陳述書 ・父のこと 終わりに 解説──北岡秀郎 ●著者紹介● 志村 康(しむら・やすし 園名) 1933年 佐賀県生まれ(父親は国鉄職員) 1948年 旧制中学生で発病・菊池恵楓園に入所 1965年 軽快退所、養鶏業を営む 1983年 後遺症悪化のため再入所 1998年 らい予防法違憲国賠訴訟提訴 2014年 入所者自治会会長 現職:菊池恵楓園入所者自治会会長、全国原告団協議会会長 北岡秀郎(きたおか・ひでお) 1943年 熊本市生まれ 1970年 広島大学卒業後、私立高校教諭、水俣病弁護団事務局員 1998年 ハンセン病国賠訴訟を支援する会・熊本事務局長 現職:ハンセン病国賠訴訟を支援する会・熊本顧問、月刊ミナマタ編集長、一般社団法人いのちのライツ・ハンセン病差別をなくす会ふくおか理事、編集・著述業 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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加速する中国/岐路に立つ日本:ポストコロナ時代のアジアを考える
¥1,650
発行:2021年8月10日 四六判並製 256頁 ●内容紹介● 中国GDPは一挙に米国の7割強 コロナ禍を克服、なおも経済成長を続ける中国 コロナを抑え込んだ「ハイパー監視社会」の実態、 第4次産業革命(AI、自動運転、ビッグデータ、5G)の展望 「新しい」中国の台頭、世界はどう変わるか 脱・対米依存、東アジア連携の道を探る ●目次● 第一章 「One Health の時代」の感染症対応──微生物との共存に向けて 第二章 今後 10 年の米中関係──ボスライオンと巣立つ若い雄ライオンの死闘 第三章 危機の時代における東アジア──共通アイデンティティの構築に向けて 第四章 安心立命のパノプティコン?──ポストコロナ社会のゆくえ 第五章 国境を越えて“持ち歩ける”社会保障の実現──アジアに共通する社会保障を探って 第六章 中国のライフサイエンス研究──発展の沿革、関連機関、現状と特徴 第七章 ポストコロナ時代の中国における DX(デジタルトランスフォーメーション) 第八章 未来を切り開く──若者はいかにAIと友になるか 第九章 世界の食料事情と中国ファクター 終 章 コロナ:国際関係と未来の世界への影響 ●著者紹介● 朱 建榮(しゅ・けんえい) 1957 年、上海生まれ。中国・華東師範大学外国語学部卒、1992 年、学習院大学で博士号(政治学)を取得。1986 年に来日し、学習院大学・東京大学・早稲田大学などの非常勤講師を経て、1992 年、東洋女子短期大学助教授、1996 年より東洋学園大学教授となり現在に至る。その間、2002 年、米国ジョージ・ワシントン大学(GWU)客員研究員、2007 年、英国ロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS)客員研究員。 著書に『毛沢東の朝鮮戦争』(岩波書店 1991 年)、『中国 2020 年への道』(日本放送出版協会 1998 年)、『毛沢東のベトナム戦争』(東京大学出版会 2001 年)、『中国で尊敬される日本人たち』(中経出版 2010 年)、『中国外交 苦難と超克の 100 年』(PHP 研究所 2012 年)、訳書に、沈志華『最後の「天朝」 毛沢東・金日成時代の中国と北朝鮮』(上下巻、岩波書店 2016 年)、呉士存『中国と南沙諸島紛争──問題の起源、経緯と「仲裁裁定」後の展望』(花伝社 2017 年)、編著に『世界のパワーシフトとアジア』(花伝社 2017 年)、『米中貿易戦争と日本経済の突破口──「米中トゥキディデスの罠」と「一帯一路」』(花伝社 2019 年)など多数。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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「八月ジャーナリズム」と戦後日本:戦争の記憶はどう作られてきたのか
¥2,200
発行:2021年7月5日 四六判並製 288頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「週刊金曜日」(2021年12月10日 1357号) 「中國新聞」(2021年10月27日 ※著者インタビュー)「河北新報」「山形新聞「新潟日報」「神戸新聞」「徳島新聞」「愛媛新聞」(2021年8月22日) 「京都新聞」「信濃毎日新聞」 「北海道新聞」「岩手日報」「神奈川新聞」「下野新聞」「中國新聞」「琉球新報」(2021年8月15日) 「秋田魁新報」「北國新聞」「高知新聞」「沖縄タイムス」(2021年8月14日) 「図書新聞」(2021年8月14日 第3508号) 「週刊読書人」(2021年8月13日 第3402号) ●書評・紹介記事掲載情報● 「北海道新聞」(2021年8月15日) ●内容紹介● 日本人の戦争記憶を形成した“夏のテレビの戦争特番” 「八月ジャーナリズム」は何を伝え、何を伝えなかったのか もはや風物詩と揶揄される向きもある、毎年八月の戦争特番。 戦後日本の戦争観や歴史認識を反映し、同時にそれらの形成にも影響を及ぼしてきた「八月ジャーナリズム」の歴史的展開とその功罪を検証し、今後の可能性と課題、展望を示す。 交錯する「被害」と「加害」──戦後日本の自意識を探る ●目次● 序 章 「八月ジャーナリズム」とテレビ 第1章 「八月ジャーナリズム」の形成:終戦~一九五〇年代 第2章 テレビ時代の「八月ジャーナリズム」:一九六〇~七〇年代 第3章 アジアからの眼差し、アジアへの視点:一九七〇年代 第4章 冷戦下の「反核・平和主義」と「加害」の前景化:一九八〇年代 第5章 「加害の語り」の時代:一九九〇年代 第6章 内向化する「八月ジャーナリズム」:〇〇年代~一〇年代 終 章 「八月ジャーナリズム」の行方 ●著者紹介● 米倉 律(よねくら・りつ) 1968年愛媛県生まれ。日本大学法学部教授。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了後、NHK広島放送局、報道局ディレクター、NHK放送文化研究所主任研究員、日本大学法学部准教授などを経て、2019年から現職。専門は、映像ジャーナリズム論、メディア史。 著書に『新放送論』(共編著、学文社)、『ローカルテレビの60年』(共編著、森話社)、『メディアの地域貢献』(共著、一藝社)など。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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2枚のコイン:アフリカで暮らした3か月
¥1,980
発行:2021年7月5日 A5判変形並製 136頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「まいにちスペイン語」(2021年10月号) ●内容紹介● “泥棒”はいつも、「金」目当て── 大国による搾取が蝕む、美しい世界 17歳、片時もスマホを手放せない“今どきの若者”マル。ボランティア支援リーダーの母親に連れられて、スペインからセネガル北部、ウォロフ族の村にやってくる。そこは、マルの知らない自由で彩られていた。 「みんなで所有すれば、貧しさで死ぬ人なんかいない」 本当の豊かさとは、支援とは。 SDGsを考えるヒントが詰まった、スペイン発グラフィックノベル ●著者紹介● 作者 ヌリア・タマリット(Núria Tamarit) スペインのイラストレーター・グラフィックノベル作家。1993年バレンシア・ビジャレアル生まれ。バレンシア工科大学美術学部在学中から多数の同人誌に参加、各地で展覧会を開き、2016年『村よ眠れ Duerme Pueblo』(シュリア・ビセンテ共著)で作家デビュー。同年『アベリーのブルース Avery’s Blues』(アングックス共著)でカルロス・ヒメネス賞最優秀新人賞および最優秀表紙デザイン賞受賞。本書でバレンシアグラフィックノベル大賞を受賞した。子供向け書籍のイラストも多数手がける。最新作は『ヒガンタ〜自由を求めて世界を巡った巨人の物語 Giganta, Historia De Aquella Que Recorrió El Mundo En Busca De Libertad』(ジャン=クリストフ・デヴィニー共著)。バルセロナ在住。 訳者 吉田恵(よしだ・めぐみ) 1967年神奈川県生まれ。慶應義塾大学文学部史学科東洋史専攻でイスラーム・スペインを研究。卒業後スペインへ留学、マドリード・コンプルテンセ大学外国人コース等修了後、バルセロナで日本企業駐在勤務。帰国後、編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。現在は翻訳やスペイン語書籍関係の仕事に関わる。 共訳書に『ビジュアル版 スペイン王家の歴史』(原書房、2016年)。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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デジタル馬鹿
¥2,200
発行:2021年6月20日 A5判並製 308頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「図書新聞」(2021年12月4日 第3522号) 「週刊読書人」(2021年10月15日 第3411号) ●内容紹介● フランスでベストセラーとなった問題作 2019年度フェミナ賞受賞 膨大な研究データから導きだされる、現代人の危機 大量の「画面」が生んだデジタルネイティブは、“新人類”か“馬鹿”か リモート授業、1人1台のコンピュータ、デジタル教科書…… 教育のデジタル化=「GIGAスクール構想」は何をもたらすのか 加速するDX(デジタル・トランスフォーメーション)推進の時代に問う、警告の書! 認識神経科学の専門家である著者・ミシェル・デミュルジェが、世界中の1800点余りの文献を元に、科学的に実証されたデジタルの悪影響の数々を明確に提示する。 ・スマホ画面が見えるだけで、人の集中力は6分以下しか持たない ・教育ビデオは無意味、講義に関するものも悪影響 ・1時間のスマホで8人に成績順位を抜かれる ・デジタル教育の効果があるのは上位5%だけ ……など、デジタル推進派には驚きの研究結果が並ぶ。 新型コロナ感染拡大による前倒しも検討されている日本の「GIGAスクール構想」を考える上でも必読。 最終章ではデジタルとの付き合い方、子どものいる家庭で取り組めることを「七つのルール」にまとめて提示。教育関係者からデジタルに囲まれて暮らす現代人、子育て中の方まで。 フランスで8万5000部売れたベストセラー(フェミナ賞特別賞受賞)。 ●目次● プロローグ 「デジタル革命」はチャンスか 第一部 デジタルネイティブ神話 第二部 使用法 第三部 影響力──デジタルに育てられた若者たち 教育──「画面」は成績を上げるか 発達──人間関係、言語、集中力 健康──もろい器械としての脳 エピローグ 基本的な七つのルール ●著者紹介● ミシェル・デミュルジェ 1965年生まれ。専門は認識神経科学。フランス国立学術センター研究員、同国立衛生医学研究所所長を歴任。米国に約8年間滞在、マサチューセッツ工科大学やカリフォルニア大学など多くの大学で研究。 著書に『テレビ・ロボトミー──テレビの影響に関する科学的な真実』(2012年)、『アンチ食事療法、健康的に痩せる』(2015年)があり、いずれもベストセラーに。 [訳]鳥取絹子(とっとり・きぬこ) 1947年、富山県生まれ。フランス語翻訳家、ジャーナリスト。お茶の水女子大卒。出版社勤務の後、1972~74年パリ滞在。帰国後フリーライターとして、おもに女性雑誌などで人物取材・ルポ記事を書くほか、シャンソンの対訳や翻訳をする。近年はフランス語の書籍の翻訳に主力をおき、企画提案からたずさわる。 著書に、『星の王子さま──隠された物語』(2014年、KKベストセラーズ)など多数。訳書に、『資本主義って悪者なの?』(2019年、CCCメディアハウス)、『理不尽な国 ニッポン』(2020年、河出書房新社)など多数。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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立憲民主党を問う:政権交代への課題と可能性
¥1,650
発行:2021年6月10日 四六判並製 244頁 ●内容紹介● 今度こそ、“真の政権交代”は実現されるのか? 自民党政治の劣化と限界を誰もが感じるなか、再編を繰り返してきた野党は、どこまで政権担当能力を獲得できたのか? 内実を伴った本当の意味での政権交代でなければ意味がない──政治思想、外交政策など、気鋭の政治学者が大胆に提言する現代日本政治の進路。 野党第一党・立憲民主党のあるべき姿はこれだ! ●目次● 第一章 政治改革の評価について──平成時代の政治改革をどう見るか 第二章 小沢一郎氏とは何であったのか 第三章 政治の劣化と格差社会 第四章 立憲民主党の目指すべき方向と支持基盤について考える 第五章 立憲民主党と野党は政治思想的にはどうあるべきなのか 第六章 野党の外交政策はどうあるべきなのか ●著者紹介● 吉田健一(よしだ・けんいち) 1973年京都市生まれ。2000年立命館大学大学院政策科学研究科修士課程修了。修士(政策科学)。2004年財団法人(現・公益財団法人)松下政経塾卒塾(第22期生)。その後、衆議院議員秘書、シンクタンク研究員等を経て、2008年鹿児島大学講師に就任。現在鹿児島大学学術研究院総合科学域共同学系准教授。専門は政治学。著作に『「政治改革」の研究』(法律文化社、2018年)。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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7.4球磨川豪雨災害はなぜ起こったのか:ダムにこだわる国・県の無作為が住民の命を奪った
¥1,320
発行:2021年6月10日 B5判ブックレット 口絵8頁+本文112頁 ●内容紹介● まやかしの「流域治水」にだまされるな! 気候変動の時代、しなやかな川とのつきあい方を求めて ●目次● 1 図解 川辺川ダムはいらない──「かさ上げ」で確実な安全安心を 2 二〇二〇年七月人吉豪雨で何が起こったか 3 七月四日球磨川水害検証 4 球磨川水害を山から考える 5 山の荒廃と山間河川の危機 6 瀬戸石ダムが被害を拡大した 7 流水型川辺川ダムでは命も清流も守れない 8 国土交通省(水管理・国土保全局)の気候に関わる問題意識とその対応方策の変遷 ●著者紹介● 「7.4球磨川豪雨災害はなぜ起こったのか」編集委員会 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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SGS管理栄養士国家試験/過去問題&解説集2022
¥2,860
SOLD OUT
◆2022年6月1日より2023最新版が発売します。◆ https://kadensha.thebase.in/items/62819764 発行:2021年6月10日 B5判並製 432頁 ●内容紹介● 科目別・項目別 解答のコツがひと目でわかる 合格への決定版 最新ガイドライン対応 過去5年分全1000問収録 受験対策一筋41年の最強予備校が送る、 管理栄養士国家試験問題集の定番! 2022年試験に対応の最新版。 ●目次● 社会・環境と健康 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 食べ物と健康 基礎栄養学 応用栄養学 栄養教育論 臨床栄養学 公衆栄養学 給食経営管理論 応用力試験 ●著者紹介● SGS(商工技能振興会)総合栄養学院 http://sgs.liranet.jp ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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地球平和憲章 日本発モデル案:地球時代の視点から9条理念の発展を
¥1,100
発行:2021年5月25日 A5判ブックレット 128頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「東京新聞」(2021年7月17日) 「しんぶん赤旗 日曜版」(2021年6月6日) ●内容紹介● 人類の宝、憲法9条の理念を世界へ── 「地球時代」の視点から9条をとらえ直し、人類と地球の危機に対峙する「地球平和憲章」を、いま日本から世界へ! ●目次● 第1部 地球平和憲章(日本発モデル案) 1 地球平和憲章(日本発モデル案) 2 Global Charter for Peace(A model from Japan) 第2部 地球平和憲章(日本発モデル案)の解説と問題提起 第1章 憲法前文・9条の理念で地球平和憲章を 第2章 「非戦・非武装」主義と平和に生きる権利の現段階 第3章 核兵器禁止と原発ゼロの実現を 第4章 現代における「非暴力主義」の必然性と有効性──非暴力によって平和な非暴力の世界の実現を 第5章 平和の文化と教育、その国際的進展 第6章 誰が国際法を作り、発展させるのか──国際規範による暴力の抑制と地球平和憲章の意義 ●著者紹介● 9条地球憲章の会(きゅうじょうちきゅうけんしょうのかい) 2016 年8月より世話人を中心に「趣意書」を作り、140 名を超える呼びかけ人と20 数名の外国人の賛同を得て、2017 年3月に「9条地球憲章の会」を発足。呼びかけ人には法学者や教育関係者とともに、美術や音楽関係者、そして多くの市民も参加し、現在、国内の賛同者は1300 名超、外国からの賛同者も80 名を超える。 代表:堀尾輝久、事務局長:目良誠二郎。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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恵那の戦後教育運動と現代:『石田和男教育著作集』を読む
¥1,870
発行:2021年5月25日 四六判並製 256頁 ●内容紹介● 70年間に及ぶ膨大な実践と記録 石田和男の教育実践と思想、その現代的意味を読み解く 戦後民主主義教育運動の大きな流れのなかで、生活綴方教育の可能性を探求し、独創的な運動を組み立てた石田和男と恵那の教育運動。 「子どもをつかむ」思想、子どもの「生活実感」へのこだわり、「生活綴方の精神」、「地域に根差す」ことの意味、「魂の技師としての教師」論──数々の実践の教育学的な意味を探る。 現代の教育現場によみがえる、石田和男の実践と理論 ●目次● 序 章 恵那の戦後教育運動の展開と戦後日本の教育学 第一章 戦後の生活綴方教育運動の出発──石田和男『ありの子学級実践記』によせて 第二章 恵那勤評反対闘争の特質――恵那勤評闘争と恵那教育会議(一九五七—六二年) 第三章 「子どもをつかむ」思想と方法の展開──「地肌の教育」から生活綴方の再興へ 第四章 「生活実感」と科学の統一という視点──石田の学力、科学、表現、生活概念について 第五章 恵那と石田和男の生活綴方のとらえ方──書くことの意味、自分を基盤とした思考、生活の再構成 第六章 坂元忠芳の教育学の展開と恵那の教育実践 ●著者紹介● 佐貫浩(さぬき・ひろし) 1946 年、兵庫県丹波篠山市生まれ、法政大学名誉教授。 教育科学研究会常任委員、雑誌『教育』編集委員、平和・国際教育研究会代表。 専攻領域 教育政策論/平和教育学/社会科教育/教育課程論 主要著書 『道徳性の教育をどう進めるか──道徳の「教科化」批判』(新日本出版社、2015 年)、『18 歳選挙権時代の主権者教育を創る──憲法を自分の力に』(佐貫浩監修・教育科学研究会編、新日本出版社、2016 年)、『現代をどうとらえ、どう生きるか──民主主義、道徳、政治と教育』(新科学出版社、2016 年)、『学力・人格と教育実践──変革的な主体性をはぐくむ』(大月書店、2019 年)、『「知識基盤社会」論批判──学力・教育の未来像』(花伝社、2020年)他。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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国境なき時代を生きる:忘じがたき記憶の物語
¥1,980
発行:2021年5月25日 四六判並製 304頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「四国新聞」(2021年8月1日) 「GLOBAL NEWS ASIA」(2021年5月30日) ●内容紹介● 歴史の片隅に名を残した、時代の先駆者たち 異郷の地で交差する人々の記憶や心象風景の中にいつまでも残っている、なぜか忘れられない、そして〝忘れがたい〟物語── グローバル社会を生きる現代人に贈る、25の逸話集。 エルトゥールル号遭難とトルコで最も名を知られた日本人・山田寅次郎、 戦後の民間国際交流の礎を築いたジャーナリスト・松本重治、 日台の絆「烏山頭ダム」に命を捧げた八田興一、 日露戦争を越えて愛されたロシア人・聖ニコライ、 本場のインドカリーを伝授した亡命革命運動家R・B・ボース、 米軍人として太平洋戦争を戦った日系2世・ダニエル・イノウエ など、人々の記憶の中に生きた越境者たちを<再発見>する。 ●目次● 1章 有隣への長き道 2章 戦時下のユダヤ人救済 3章 シベリアにさ迷う子供の救出 二つの軌跡 4章 開国と太平洋時代 5章 二つの海難事故 6章 イスラムとロシア正教 7章 東アジア、絆としがらみ 8章 インド独立運動と日本 9章 ドイツ留学、感染症対策の二人 10章 パリを駆け抜けた波乱の生涯 11章 対外発信の先兵たち 12章 日米の懸け橋 ●著者紹介● 原野城治(はらの・じょうじ) 1948年広島県生まれ。1972年上智大学文学部英文科卒。同年、時事通信社入社、政治部記者。首相官邸、自民党、外務、防衛各省担当、パリ特派員、編集委員、解説委員、秘書部長、編集局次長を経て、2003年株式会社ジャパンエコー社代表取締役、2011年一般財団法人ニッポンドットコム理事長、16年以降株式会社ジャパンエコー社代表取締役(再任)。公益財団法人日本国際問題研究所評議員、公益財団法人統計情報研究開発センター評議員、日本記者クラブ会員。2008年日伊文化協力でイタリア連帯の星勲章「カヴァリエーレ章」受章。2009年TBS番組コメンテーター。 著書に『日本の発言力と対外発信 「静かなる有事」を超えて』(ホルス出版、2018年)。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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新版 波浮の港
¥1,870
発行:2021年5月10日 四六判上製 184頁 ●内容紹介● 子ども時代の波浮の港の思い出 島の自然と生活 波浮の港を開削した秋廣平六のこと ●目次● Ⅰ 波浮の港の思い出──子どもたちは見ている 第1章 父の死に立ち会う 第2章 大阪の叔父さん 第3章 父の回想 第4章 史郎ちゃん、六ちゃんの思い出 第5章 牛乳配達の思い出 第6章 亮治兄の思い出 第7章 島の夏 第8章 島の春 第9章 波浮の先生達 第10章 明彦兄の思い出 第11章 母の思い出 第12章 波浮教会の思い出 第13章 闘病生活 第14章 藤井先生の思い出 第15章 島の雨と風 第16章 死と向き合う 第17章 六ちゃんとの劇的な再会 第18章 動物たち 第19章 史郎ちゃんを語る 第20章 英郎兄さんのこと 第21章 父と母の往復書簡 第22章 皆さんの感想文から Ⅱ 私の平六伝 1 波浮中学校の校歌 2 見晴らし台の平六像 3 平六のお墓 4 君津市植畑にある平六生誕の地の碑 5 妻康子の古文書の勉強 6 富津の方との不思議な出会い 7 菱田忠義氏のこと 8 私の心の中の平六像 あとがき 新版 あとがき ●著者紹介● 昭和18年12月12日、伊豆大島波浮港に生まれる 波浮小学校・波浮中学校卒業 都立日比谷高校、東京大学法学部卒業 衆議院法制局入局 昭和47年4月~49年3月 司法研修所 昭和49年4月 第二東京弁護士会弁護士登録、中川法律事務所勤務 平成1年3月 新橋レンガ通り法律事務所を開設 平成13年10月 六番町総合法律事務所を設立 平成26年10月 九段坂総合法律事務所を設立し、現在に至る。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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多数決は民主主義のルールか?
¥1,650
発行:2021年4月20日 四六判並製 180頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「北海道新聞」(2021年8月29日) 「朝日新聞」(2021年6月19日) ●内容紹介● 多数決は万能……ではない その限界と民主主義との関係を、根本から考える 多数決なら、どんなことを、どのように決めてもよいのか── 重要法案の強行採決が頻発する国会は、「多数の専制」にほかならない。 国民投票の示す「民意」は、時に独裁への信任投票に堕してしまう。 先人の叡智から今こそ考えたい、民主主義と多数決の本質的関係。 ●目次● 第1章 多数決と民主主義 第2章 議会政治における多数決 第3章 多数の支配か法の支配か 第4章 多数決の限界──人権保障 第5章 人民による多数決──直接民主主義 第6章 市民立法──政治参加の回路 ●著者紹介● 1932年和歌山県生まれ。1956年京都大学法学部卒業、58年大阪市立大学大学院法学研究科修了。同法学部助手。1961年九州大学教養学部講師、助教授をへて同法学部教授、同大学院教授を併任。専攻は憲法学。1996年定年退官、名誉教授。 主な著書 『問われた報道の自由』(編著)法律文化社、1971年 『知る権利──マスコミと法』(共著)有斐閣、1974年 『子どもたちは平和をつくれるか』(編著)現代書館、1994 年 『政治倫理条例のつくり方──地方からの政治改革』自治体研究社、1999年 『指定管理者制度と情報公開』自治体研究社、2006年 『政治倫理のすべて──クリーンな地方政治のために』公人の友社、2016年 『ポピュリズムと司法の役割──裁判員制度にみる司法の変質』花伝社、2018年 ほかに訳書、H・I・シラー『世論操作』青木書店、1979年。コラム集『冷めた紅茶』『ちびた鉛筆』現代書館、1989年、92年 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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「女医」カリン・ラコンブ:感染症専門医のコロナ奮闘記
¥1,980
発行:2021年4月20日 A5判変形並製 160頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「北海道新聞」(2021年8月15日) ●内容紹介● 大混乱のパリの医療現場を追ったバンド・デシネ 未知の感染症と旧態依然の男社会、彼女の闘いは続く 「女性が発言を求められたら、かならず応じて、その権利を手放さないことね」 フランスで今一番有名な女性医師 人口あたり感染者数が世界最多クラスのフランスで、医師のカリンは「識者」として突如時の人に! 日々SNSに寄せられる“クソリプ”の嵐、陰謀論を信じ込む友人、そして専門家会議の男社会──うんざりする日々の中、未知の脅威と向き合った記録。 ●著者紹介● 原作 カリン・ラコンブ(Karine Lacombe) 感染症の専門家で教授、サンタントワーヌ病院(パリ)の部門長。Covid-19生存者からの血漿を利用した治療の研究を率いる 作画 フィアマ・ルザーティ(Fiamma Luzzati) シチリア出身のイラストレーター兼脚本家。これまでに2つのグラフィックノベルを発表。 訳者 大西愛子(おおにし・あいこ) 1953年、東京生まれ。フランス語翻訳・通訳。父親の仕事の都合でフランス及びフランス語圏で育つ。バンド・デシネの翻訳多数。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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「慰安婦」問題の解決:戦後補償への法的視座から
¥1,100
発行:2021年4月5日 A5判ブックレット 96頁 ●内容紹介● ソウル中央地方法院判決を受けて 「国際法違反」?──変わりつつある「主権免除の原則」 「慰安婦」問題は日韓請求権協定で本当に解決済みか 日韓合意に息を吹きこむ これ以上、日韓関係を悪化させないために── ●目次● 第1章 国際法上の主権免除の原則を否定したことは暴走か? 第2章 慰安婦問題は本当に日韓請求権協定で解決済みか 第3章 慰安婦問題合意(2015年12月)について 終章 解決への筋道──「「アジア女性基金」や慰安婦合意の経験も踏まえて ●著者紹介● 深草徹(ふかくさ・とおる) 1946年6月28日生 1969年東大法学部卒、鉄鋼会社勤務を経て1977年弁護士登録(兵庫県弁護士会) 労働事件、公害事件を中心に、憲法が保障する基本的人権に関わる事件を多数担当。 2018年弁護士リタイア 深草憲法問題研究室 九条の会・ひがしなだ共同代表世話人 著書・論文に、『戦後最悪の日韓関係──その責任は安倍政権にある』(かもがわ出版)、「「9条加憲」は自衛隊を普通の軍隊とする一里塚」(兵庫県人権問題研究所・季刊『人権問題』第51号・)、「独立国の矜持とは~外国軍隊の撤退を求めた明治政府~」(同第53・54号)。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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社会問題に挑んだ人々
¥2,200
発行:2021年4月5日 四六判並製 288頁 ●内容紹介● 一人の踏み出した小さな一歩は、やがて世界を変えた── 感染症、地球温暖化、公害、核兵器、難民、人種差別、政治的分断…… 人類を脅かす危機に立ち向かった“偉人”たちは、高い志をもって、その困難な道をいかに切り拓いたか。 様々な時代と場所に生きた18人の軌跡を辿る。 その「声」が人々の心に響き、現実を動かした 李文亮 北里柴三郎 ナイチンゲール 中村哲 ワンガリ・マータイ グレタ・トゥーンベリ レイチェル・カーソン 石牟礼道子 細井一 永井隆 湯川秀樹 杉原千畝 緒方貞子 マーティン・ルーサー・キング クリスチャン・フューラー ベートーヴェン 賀川豊彦 宮沢賢治 ●目次● 1章 感染症・医療 1.感染性を指摘し処罰された武漢の李文亮医師 2.ペストの猛威と闘った北里柴三郎 3.医療看護を改革したナイチンゲール 2章 地球温暖化・植樹運動 1.砂漠に水を引き、飢餓を防いだ中村哲医師 2.グリーンベルト運動に尽力したワーガリ・マータイ 3.十六歳少女グレタの類い稀な温暖化防止キャンペーン 【コラム】人類の未来を閉ざしかねない地球温暖化 3章 環境汚染・公害 1.環境汚染と闘った先駆者レイチェル・カーソン 【コラム】『沈黙の春』を読んで環境政治家になったアル・ゴア 2.水俣病と闘い、文学と両立させた石牟礼道子 3.水俣病の原因究明に職を賭した細川一医師 4章 核兵器 1.被曝した放射線医師永井隆の献身的医療 2.核開反対発運動一筋に生きた湯川秀樹 5章 難民・人種差別・分断 1.ユダヤ人六千人をビザで救った杉原千畝 2.難民救済策を改革した緒方貞子国連弁務官 3.黒人差別を撤廃させたキング牧師 4.ベルリンの壁崩壊の陰にフューラー牧師 5.ベートーヴェン不朽の名作「第九・合唱」の誕生 終章 より住みよい社会を創るために 多くの社会事業を手掛けた賀川豊彦 みんなの幸せを終生、追い求めた宮沢賢治 より住みよい地球社会の建設を目指そう ●著者紹介● 川名英之(かわな・ひでゆき) 環境ジャーナリスト。1935年、千葉県生まれ。東京外国語大学ドイツ語科卒、毎日新聞社に入社。1963~1964年、ウイーン大学へ文部省交換留学、社会部に所属し、主に環境庁・環境問題を担当、1985年に編集委員、89年に立教大学法学部非常勤講師。90年、毎日新聞社を定年退職し、環境問題の著述に従事。この間、津田塾大学国際学科などの非常勤講師。 〔主な著書〕『ドキュメント 日本の公害』全13巻(1987~96年)、『ドキュメント クロム公害事件』(1983年)、『検証・ダイオキシン汚染』(1998年)、『どう創る循環型社会』(1999年)、『検証・ディーゼル車公害』(2001年)、『杉並病公害』(2002年)、『検証・カネミ油症事件』(2005年)。『世界の環境問題』全11巻(2006~2015年)、『核の時代70年』(2015年)以上緑風出版、『「地球環境」破局』(1996年)紀伊国屋書店、『こうして…森と緑は守られた 自然保護と環境の国ドイツ』(1999年)三修社、『資料「環境問題」地球環境編』(2000年)日本専門図書出版、『なぜドイツは脱原発を選んだのか 巨大事故・市民運動・国家』(2013年)合同出版 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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投下労働量からの日本経済分析:「価値」と「価格」で見る日本型資本主義
¥2,750
発行:2021年3月25日 A5判並製 220頁 ●内容紹介● 資本主義は、その歴史的役割を終えたのか? 「価格」という社会制度を前提とした視点に加え、普遍的な「価値」としての投下労働量から見た、日本経済の軌跡と展望。 資本主義を相対化することで見えてくる、格差拡大や経済断片化のメカニズムとは。 政治経済学の俊英が鮮やかに分析する日本経済 ●目次● 第一部 社会分析の基準としての投下労働量 第1章 なぜ投下労働量分析が必要か 第2章 投下労働量の意味 第3章 投下労働量と利潤量 第4章 投下労働量の増加が意味するもの 第二部 「搾取の第一定義」を超える搾取と資本主義の歴史的役割 第5章 「搾取の第一定義」を超える搾取の必然性 第6章 「搾取の第一定義」を超える搾取を算出する 第7章 日本経済における資本蓄積の有効性──労働生産性の観点から 第8章 日本経済の景気循環と資本主義の歴史的役割 第三部 日本経済の構造変化と金融化 第9章 置塩型利潤率の動向からみる日本経済の構造変化 第10章 利益率の多様化に見る日本経済の断片化 第11章 日本経済における金融化と産業資本の性格変化 第12章 金融的収益の重要化と格差の変動の関係──資本収益率均等化の観点から ●著者紹介● 田添篤史(たぞえ・あつし) 三重短期大学准教授。1984年生まれ。2012年、京都大学大学院経済学研究科経済学専攻博士後期課程修了。博士(経済学)。京都大学経済学研究科ジュニアリサーチャー、京都大学アジア研究教育ユニット研究員などを経て現職。 2017年、The Distinguished Achievement Award in Political Economy for The Twenty-First CenturyをWorld Association for Political Economyより受賞、2018年、基礎経済科学研究所創立50周年記念懸賞論文において奨励賞を受賞。 主な論文に、「『置塩定理』に対する擁護論―Laibmanの議論の拡張および厳密化をベースとして」(『季刊経済理論』第48巻第2号、2011年)、「産業連関表を用いた置塩型利潤率の計算による資本労働関係の分析―2000年代初めにおける日本経済の構造変化の抽出」(『季刊経済理論』第51巻第2号、2014年)など。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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小中一貫教育の実証的検証:心理学による子ども意識調査と教育学による一貫校分析
¥2,200
発行:2021年3月25日 A5判並製 200頁 ●内容紹介● 小中一貫教育は、子どもたちにどんな影響をおよぼしたのか? 新自由主義的教育改革の目玉政策として導入され、全国に広がった小中一貫校制度。 一貫校と非一貫校の調査研究結果の比較、心理学と教育学の科学的観点から導き出された、学校環境と子どもたちの発達の関係とは── 小中一貫教育20年の「成果」を検証した画期的研究、その集大成 ●目次● 第Ⅰ部 調査研究グループの研究成果のまとめ 第1章 小中一貫教育科研の調査研究は何を明らかにしたのか 都筑 学 第2章 第1期(2013~14 年度)における調査結果 都筑 学 第3章 第2期(2015~17 年度)における調査結果 岡田有司 第4章 第3期(2018~19年度)における調査結果 金子泰之 第5章 X市における一貫校と非一貫校との比較 髙坂康雅 第6章 児童生徒を対象とした大規模調査が明らかにしたこと 岡田有司 第7章 発達心理学は調査結果から何が言えるのか 都筑 学 第8章 子どもの発達段階の節目を保障できる小中一貫教育とは 金子泰之 第9章 本研究の意義と今後の課題 髙坂康雅 第Ⅱ部 教育学からみた小中一貫教育 第1章 小中一貫校の20 年──「平成の学制大改革」から「地方創生」へ 山本由美 第2章 東京・品川区の施設一体型小中一貫校(義務教育学校)の教育の批判的検証 佐貫 浩 第3章 呉市小中一貫教育がもたらしたもの──「栄光」の陰に貫く上位下達の学校管理 梅原利夫 第4章 小中一貫教育の問題点、矛盾、現実── 〈座談会〉研究から見えてきたもの 梅原利夫、金馬国晴、佐貫 浩、富樫千紘、山本由美 ●著者紹介● 【編著者】 梅原利夫(うめはら・としお) 和光大学名誉教授、民主教育研究所代表。専攻は教育課程論。最近著は、『新学習指導要領を主体的につかむ』(新日本出版社、2018)、『続 人間を探す旅』(自費出版、2018)。 都筑 学(つづき・まなぶ) 中央大学文学部教授。博士(教育学)。専門は発達心理学。単著に『小学校から中学校への学校移行と時間的展望──縦断的調査にもとづく検討』(ナカニシヤ出版、2008)、『希望の心理学』(ミネルヴァ書房、2004)、『今を生きる若者の人間的成長』(中央大学出版部、2011)など。 山本由美(やまもと・ゆみ) 和光大学現代人間学部教授。専門は教育行政学。著書に『学力テスト体制とは何か』(単著、2009)『教育改革はアメリカの失敗を追いかける』(単著、2014、ともに花伝社)、『小中一貫・学校統廃合を止める──市民が学校を守った』(共編著、新日本出版社、2019)など。 【著者】 岡田有司(おかだ・ゆうじ) 東京都立大学大学教育センター准教授。専門は教育心理学、発達心理学。著書に『中学生の学校適応─適応の支えの理解』(単著、ナカニシヤ出版、2015)、『共生社会へ――大学における障害学生支援を考える』(共編著、東北大学出版会、2020)など。 金子泰之(かねこ・やすゆき) 静岡大学教職センター講師。博士(心理学)。専門は教育心理学、発達心理学。主な著書に、『中学生の学校適応と生徒指導に関する研究』(ナカニシヤ出版)がある。 髙坂康雅(こうさか・やすまさ) 和光大学現代人間学部教授。博士(心理学)。専門は青年心理学。著書に『ノードとしての青年期』(編著、ナカニシヤ出版)、『恋愛心理学特論』(単著、福村出版)、『レクチャー青年心理学 学んでほしい・教えてほしい15のテーマ』(編著、風間書房)など。 佐貫 浩(さぬき・ひろし) 法政大学名誉教授。教育行政学、道徳教育論、教育課程論等専攻。著書に『現代をどうとらえどう生きるか』(新科学出版、2016)、『学力・人格と教育実践』(大月書店、2019)、『「知識基盤社会」論批判』(花伝社、2020)他。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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日本学術会議会員の任命拒否:何が問題か
¥1,100
発行:2021年3月25日 A5判ブックレット 120頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「しんぶん赤旗 日曜版」(2021年4月4日) ●内容紹介● 日本学術会議とは、そもそもどのような組織か どのように運営されてきたか、その「あり方」は見直されるべきか 「閉鎖的な既得権益」「多様性の欠如」は本当か── 政府の動きを詳細に検証する 前代未聞の「新会員任命拒否」はなぜ起こったのか? 「学問の自由」の歴史的意味を問う! ●目次● 一 日本学術会議とはどのような組織か 1.学術会議の基本的性格 2.組織──総合的・俯瞰的活動を支える 3.会員の選考──コオプテーションによる代表性の確保 4.科学的助言と独立性 5.提言等から見る学術会議の役割 6.軍事研究についての学術会議の立場 二 任命拒否の何が問題か? 1.任命拒否は正当か? 2.なぜ任命拒否が行なわれたのか? 3.学術会議のあり方を見なおす必要はあるのか? 4.任命拒否と学問の自由とは関係があるのか? ●著者紹介● 小森田秋夫(こもりだ・あきお) 神奈川大学特別招聘教授、東京大学名誉教授。1946年東京都生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。北海道大学法学部教授、東京大学社会科学研究所教授、神奈川大学法学部教授を歴任。日本学術会議連携会員、元日本学術会議会員・第一部長。専門は、比較法学、ポーランド法・ロシア法。 著書に、『体制転換と法―ポーランドの道の検証』(有信堂)、『ロシアの陪審裁判』(東洋書店)、『ソビエト裁判紀行』(ナウカ)、『現代ロシア法』(編、東京大学出版会)ほか。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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新宗教の現在地:信仰と政治権力の接近
¥1,650
発行:2021年3月10日 四六判並製 188頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「日刊ゲンダイDIGITAL」(2021年4月4日) 「神奈川新聞」(2021年3月23日) ●内容紹介● 霊感商法、多額の献金、合同結婚式── “かつての手法”は、なぜ今も変わらず生き続けているのか? 信者数減少の逆風のなか、票と金を求める政治家に接近し、権力との距離を縮める新宗教の生き残り戦略とは。 山口広(弁護士)・監修 推薦・佐高 信 オウム(アレフ)も統一協会(家庭連合)も生きている! 信じて後悔しないために、是非この本を読んでほしい。 ●目次● 第一章 世界平和統一家庭連合(旧統一協会) 第二章 新宗教とマインド・コントロール 第三章 新宗教と子どもと女性 第四章 新宗教と政治家 ●著者紹介● いのうえせつこ 本名井上節子。1939 年岐阜県大垣市生まれ。横浜市在住。県立大垣北高校・京都府立大学卒。子ども、女性、平和などの市民運動を経て女性の視点で取材・執筆・講演活動。フリーライター。一般社団法人日本コンテンツ審査センター諮問委員。一般社団法人AV人権倫理機構監事。NPO法人精舎こどもファンド代表。NPO法人あんしんネット代表。 著書として、『ウサギと化学兵器――日本の毒ガス兵器開発と戦後』『地震は貧困に襲いかかる──「阪神・淡路大震災」死者6437 人の叫び』(花伝社)、『女子挺身隊の記録』『占領軍慰安所──敗戦秘史 国家による売春施設』『子ども虐待──悲劇の連鎖を断つために』『女性への暴力──妻や恋人への暴力は犯罪』『高齢者虐待』『多発する少女買春──子どもを買う男たち』『AV 産業──一兆円市場のメカニズム』『買春する男たち』『新興宗教ブームと女性』(新評論)、『主婦を魅する新宗教』『結婚が変わる』(谷沢書房)、『78 歳 ひとりから』(私家版)など。ほか共著多数。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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テロと産廃:御嵩町騒動の顛末とその波紋
¥2,200
発行:2021年2月20日 四六判並製 352頁 ●内容紹介● 産廃処理場計画をめぐり県と対立、町長襲撃事件から町を二分する住民投票へ── 前代未聞の騒動から四半世紀を経て見えてきた深層と真相 何も決められないまま野ざらしにされ、密林と化したかつての炭鉱町・岐阜県御嵩町小和沢。 この町を舞台に繰り広げられた、強烈な個性たちによる群像劇、そして分断と暴力……。 多くの謎を残したまま風化していく一連の騒動に、新たな事実と視点からメスを入れ、現在に続く問題の構造と真実を解き明かす── “魑魅魍魎”の正体に迫る、本格ノンフィクション 推薦 崔洋一(映画監督) 「深層崩壊にも似て、この現実はドラマを超えている」 ●目次● プロローグ 第一章 柳川と梶原 第二章 県を手玉にとった町 第三章 新町長の反撃 第四章 血と骨の世界 第五章 襲撃事件と盗聴事件 第六章 住民投票 第七章 もう一つの住民投票 第八章 豊島と御嵩の交錯 第九章 産廃処分場は悪か 第一〇章 名誉ある撤退 エピローグ ●著者紹介● 杉本裕明(すぎもと・ひろあき) 1954年生まれ。早稲田大学商学部卒。1980年より2014年まで、朝日新聞記者。 廃棄物、自然保護、公害、地球温暖化、ダム・道路問題など環境問題全般を取材。環境省、国土交通省、自治体の動向にも詳しい。また、記者時代に、情報公開制度を利用した「官官接待キャンペーン」「公共事業改革」「環境事件の掘り起こし」など、新しい調査報道のスタイルを作った。現在はフリージャーナリスト。 著書に『産廃編年史50年──廃棄物処理から資源循環へ』(環境新聞社)、『ルポ にっぽんのごみ』(岩波書店)、『社会を変えた情報公開──ドキュメント・市民オンブズマン』(花伝社)、『環境省の大罪』(PHP研究所)、『赤い土 フェロシルト──なぜ企業犯罪は繰り返されたのか』、『環境犯罪──7つの事件簿から』(以上、風媒社)、共著に『廃棄物列島・日本』(世界思想社)、『ゴミ分別の異常な世界』(幻冬舎)、『ドキュメント官官接待──「公費天国」と「情報公開制度」を問う』(風媒社) など多数。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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21世紀の恋愛:いちばん赤い薔薇が咲く
¥1,980
発行:2021年2月10日 A5判変形並製 192頁 ●書評・紹介記事情報● 「文學界」(2021年11月号) 「週刊文春」(2021年8月26日号) 「読売新聞」(2021年6月6日) 「京都新聞」(2021年4月16日) 「高知新聞」(2021年4月15日) 「山陰中央新報(2021年4月14日) 「南日本新聞」(2021年4月13日) 「熊本日日新聞(2021年4月8日) 「秋田魁新報」「茨城新聞」(2021年4月7日) ●内容紹介● なぜ《恋に落ちる》のがこれほど難しくなったのか 大ベストセラー『禁断の果実』の作者 最新作! 星の王子さまやヘーゲル、フロム、キルケゴール、ジジェク、 プラトンにギリシャ/ヒンドゥー神話にディカプリオ(!)など 古今東西の言説から現代における「恋愛」を読み解く。 スウェーデン発 さらに勢いを増した 最新フェミニズムギャグコミック! 推薦: 野中モモさん(『野中モモの「ZINE」』著者) それはまるで読むスタンダップ・コメディ。 おもしろくてためになる大人の学習まんがです。 相川千尋さん(『キングコング・セオリー』訳者) 身体や性のタブーは破られた。次は「愛」の番。 ●目次● 僕は感じない あんたのかわりはすぐに見つかる テセウスの顔 訳者解説 ●著者紹介● 作者 リーヴ・ストロームクヴィスト(Liv Strömquist) 1978年生まれ。スウェーデンの漫画家。 2006にデビュー作『脂肪分100%(Hundra procent fett)』が大ヒット、『チャールズ皇太子の気持ち(Prins Charles känsla)』(2010年)、『栄華と凋落(Uppgång och fall)』(2016年)などの作品で、スウェーデンを代表する漫画家、文化人としての地位を確立。『禁断の果実(Kunskapens frukt)』(2014年)は27言語に翻訳されスウェーデン国内のみならずドイツやフランスなどでもベストセラーとなり、2018年に花伝社より日本語訳が刊行された(相川千尋訳)。多くの作品が翻訳されているほか、スウェーデン王立ドラマ劇場をはじめスウェーデン国内各地の劇場やドイツ・ハノーヴァー州立劇場などで舞台化もされている。 2016年、漫画家養成コースを持つマルメ高等専門学校から名誉博士号を授与される。ダーゲンス・ニーヘーテル文化賞、カール・イェルハルド振興賞、レーナ・ニーマン賞など受賞多数。 訳者 よこのなな 1977年生まれ。90年代半ばと2000年代初めにスウェーデンの地方都市でスウェーデン語や社会科学を学ぶ。本書がはじめての訳書となる。2021年に訳書『ゴリランとわたし(仮題)』(フリーダ・ニルソン作、岩波書店)刊行予定。 ●関連書● 禁断の果実 https://kadensha.thebase.in/items/29486362 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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ガンは治る ガンは治せる:生命の自然治癒力
¥1,760
発行 2007年3月10日 四六判上製 174頁 ●内容紹介● 24刷出来!(2021年1月20日) 現代のガン治療のあり方を、鋭く告発! 『免疫革命』をはじめ数々の話題の書を世に問うている/安保徹教授 韓国の自然療法・「正食運動」(マクロビオティック)の第一人者/奇俊成 抗ガン剤問題などを告発している/環境問題評論家・船瀬俊介 ガンは脱却できる時代 三大療法は見直しのとき かしこい患者学・予防学 ●目次● 第一部 ガンが治るは、もはや当然/安保徹 第二部 自然治癒力の活性 韓国の自然療法/奇俊成 第三部 [鼎談] ガンは治る、ガンは治せる/ 安保徹・奇俊成・船瀬俊介 第四部 ガン患者の八割が、抗ガン剤、放射線、手術で“殺されている”/船瀬俊介 ●著者紹介● 安保 徹(あぼ とおる) 1947年、青森県生まれ。東北大学医学部卒業。 1980年、アメリカ・アラバマ大学留学中に、「ヒトNK細胞抗原CD57に対するモノクロナール抗体」を作製。1989年、胸腺外分化T細胞を発見。1996年、白血球の自律神経支配のメカニズムを解明。2000年、胃潰瘍の原因が胃酸であるとの定説を覆して注目される。200を超える英文論文を発表し、国際的に活動。現在、新潟大学大学院医歯学総合研究科教授(国際感染医学・免疫学・医動物学分野) 主な著書に、『未来免疫学』『絵でわかる免疫』『医療が病をつくる』『ガンは自分で治せる』『免疫革命』『「薬をやめる」と病気は治る』『安保徹の体温免疫力で病気は治る』『こうすれば病気は治る』ほか多数。 奇俊成(キ・ジュンソン) 1926年、韓国で生まれる。戦時中は、政治犯として投獄。獄中での気づきから、「プハン」を考案する。韓国での正食運動(マクロビオティック)の第一人者。 韓国での著書多数。現在は、「癌自然退縮100日修練コース」を開催している。 http://www.hikizan.com/ 船瀬俊介(ふなせ しゅんすけ) 1950年、福岡県に生まれる。九州大学理学部入学、同大学を中退し、早稲田大学第一文学部社会学科を卒業。地球環境問題、医療・健康・建築批評などを展開。 著書に、『抗がん剤で殺される』『笑いの免疫学』『メタボの暴走』『病院に行かずに「治す」ガン療法』『ガンになったら読む10冊の本』(花伝社)、『買ってはいけない』(金曜日)、『あぶない電磁波』(三一書房)、『やっぱりあぶないIH調理器』(三五館)、『知ってはいけない』(徳間書店)など多数。 ●出版社より● もはやガン書籍の新たなスタンダードとなった本書。タイトルのとおり「ガンは治る、治せる」という前向きなメッセージは、口コミで確実に広がっています。銀座まるかん・斎藤一人氏、推薦! ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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ガーベラを思え:治安維持法時代の記憶
¥1,650
発行:2021年1月25日 四六判並製 176頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「しんぶん赤旗 日曜版」(2021年5月23日) ●内容紹介● 母が決して語ることのなかった「拷問」の記憶── 臨床心理士である月子は、母・琴が、戦時下における逮捕・拷問のフラッシュバックに苦しんでいることに気が付いていた。しかし琴は、当時の記憶について語ることなく逝ってしまう。良家の子女であった琴が、なぜ思想犯として逮捕されたのか。 文学を愛した両親が遺した作品に導かれるように、月子は家族の歴史を辿り始める── 治安維持法の時代を生き延びた、家族の物語 ●目次● 第一章 異界の境界域 第二章 琴の生きた道 第三章 時はめぐる 第四章 瑛子の生きた道 第五章 戦火を生き延びて ●著者紹介● 横湯園子(よこゆ・そのこ) 前中央大学教授、元北海道大学教授。臨床心理士。 国立国府台病院児童精神科病棟児対象の治療的教育に関わり、都道府県長期研究生として東京大学教育学部にて研究。千葉県市川市教育センター指導主事を経て、女子美術大学助教授、北海道大学教授、中央大学文学部教授。定年退職後はフリーの心理臨床家として子ども・青年の諸事に関わる。主な著書に『教育臨床心理学』(東京大学出版会)、『ひきこもりからの出発』(岩波書店)、『魂への旅路』(岩波書店)、『子ども心の不思議』(柏書房)など。訳書にタシエス『名前をうばわれたなかまたち』(さ・え・ら書房)。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net